もうすぐ夏休み!…の前に気をつけたいこと

頑張りの糸を切らせない

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!まいどん先生こと山下です。

さて、まもなく夏休みを迎えますが、親御さんの心の準備はできているでしょうか 😆

もうすぐ夏休み!子どもたちはウキウキ!親は…

「あと○日で夏休みだ…!」と指折り数えている子もいるくらい、子どもたちにとって夏休みは待ちに待った長期休暇です。

しかし、親にとっては…

お昼ごはん毎日作らないといけない…いやだ…しんどい…
夏休み中は子どもがダラダラ過ごしがちだからイライラするんだよな…
去年夏休みの宿題で大揉めしたんだよな…ああ…今から憂鬱…

…と、「やったー!」とはならない方もいらっしゃるのではないかと思います 🙄

また、今年は夏休み前に三連休(海の日)があり、三連休後に行きしぶりが見られるご家庭は多いのではないかと感じます。

特に月曜日の登校を嫌がりがちなお子さんの場合、三連休後の火曜日(19日)に

行きたくない…

となり、

何いってんの!あとちょっとで夏休みでしょ!早く準備しなさいよ!
やだ!やだ!行かない~!

…このようなやりとりをして、無理やり登校させなければならなかったり、欠席してしまうというケースもあるかもしれません。

もし三連休後は問題がなければ、あとは最後まで行き切るのみですが、今年は最後の登校の日までなかなか気が抜けないなと思っています。

夏休み前に多くを求めない

「あとちょっとで夏休みなんだから、最後くらい頑張ってほしい」と思い、ついつい「宿題の字を丁寧に書こうよ」「習い事の練習しなさい!」「朝の準備くらい、ママが声掛けしなくてもできるようになってよ!」と厳しく言ってしまう方が多いです。

しかし、忘れないようにしたいのは、子どもたちは4月からここまで頑張ってきたということです。

もうすぐ夏休みでウキウキな気持ちを持ちつつ、体は暑さとこれまでの疲れの蓄積でヘトヘト…という子は多いと思います。

「習い事を休みたい」「今日は音読したくない」と言い出すお子さんもこの時期は多いです。

ですが、「学校に行くのが当たり前。頑張って当たり前。できて当たり前。」というような視点でいますと、子どもの頑張りを認められず、できていないところばかりに目がいったり、子どもの「疲れた」に寄り添えず否定してしまうこともあります。

その結果、

ママはわたしのことなんてどうでもいいんだ…

傷つけてしまうこともあるので要注意です。

この場合の対応はケースバイケースですが、例えば「そうかあ。じゃあ、今日は習い事をやすもうか。そのかわり、いつもより早く寝ようね」と言って体力回復を優先させたり、「わかったよ。じゃあ、音読は明日の朝になってしたいなと思ったら言ってね」と言ってあげるのもひとつです。

このように、求めるハードルは低くするということを、この時期は特に意識をしていただきたいなと個人的には感じます。

学童・お家でどう過ごすことになるのかイメージさせておく

夏休み中は、学童やおじいちゃんおばあちゃんの家や自分の家など、お子さんが過ごす場所はご家庭によって様々だと思います。

お子さんが中学年以上のケースでしたら、お子さんもなんとなく夏の過ごし方は理解していると思いますが、小学校低学年の場合はよくわかっていないことがあります。

ですので、前もって「夏休みは学童に行くからね」「おばあちゃんの家で過ごすのよ」と伝えておくことも大事です。

また、このときに「やだ!学童行かない!」とダダをこねて困った…というお話をよく耳にします。

こちらについても対応はケースによって様々ではあるものの、ご家庭の事情でどうしても譲れない場合は、

そっか、学童行きたくないのね。でも、決まったことだから「行かない」は難しいな。ママがお仕事をしたら、その分みんなで美味しいものを食べたり遊びにいけるんだよ。ママだってお家で一緒に過ごしたいけど、そうはできないから、みんなで楽しく過ごすのを楽しみにしてお仕事してくるね。だから協力してほしいなぁ…

と、「変えられないこと」「我慢するとどうなるのか」を伝えてみるのもひとつかと思います。

学童に行くかどうかで揉めやすいケースでは、親御さんが

無理だってば!わがまま言わないで!(子の気持ちに寄り添えていない)
え…もっと早く言ってよ!もー、ちょっと学童に電話するわ…あーもう!(まだ本気で子どもが学童に行かないようにしてほしいとお願いされていない段階で結論をだそうとしてしまう)

というような対応をされて、よけいにこじれてしまった…ということが多いです。

まずは冷静に子どもの話に耳を傾けつつ、感情的にならずに対応をされるように心がけたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ついつい、終わりが見えると親御さんはお子さんに多くを求めてしまったり、「問題なく登校できた」などの安心感から、子どもに厳しい対応をしてしまいやすいのがこの時期です。

しかし、なかなか目には見えないだけで、子どもたちは学校で親が思う以上に頑張っている場合がほとんどです。

おうちではダラダラ過ごしている子が多いので、親もついそこばかり見てしまいがちですが、おうちではダラダラしていて当然です。

日頃の疲れをおうちで癒やしているのだなと捉えたりしながら、学校での子どもの頑張りを想像してあたたかく見守っていくことが大切なのではないかと思います。

また、そのような意識でお子さんと関わられると、夏休み前もそうですが夏休み後もスムーズなスタートが切れるかもしれません。

ぜひコンパスメソッドの7つを意識しつつ、夏休み前後も頑張ってみていただければ嬉しく思います 🙂

👇コンパスメソッドの解説はこちら👇

それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

親まなびアドバイザー まいどん先生

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