母子登校からの不登校を経験された親御さんからの支援のご感想:前編
ブログをお読みいただきありがとうございます。
産後、前髪がどんどん抜け落ち、このままでは落ち武者になってまうやんけとおびえていたのですが、半年で抜け毛が落ち着き、今は毛根ごと抜けたんちゃうかと思ってた前髪たちが無事はえてきてくれてホッとしているMIKURU・MIRU代表のまいどん先生です。
が、しかし。
髪の毛の悩みが続いておりまして。
癖毛なので定期的に縮毛矯正をあててるんですけど、おでこのおハゲの時に縮毛矯正をあてたもので、その後から生えてきた前髪たちはうねうね状態。
前髪をおろすと、内側の前髪が汗でうねりにうねって、内側はうねり毛。外側はストレートに。
仕方がないので前髪を横に流そうにも、内側の生えだした短いうねり前髪たちを横に流すと海苔みたいにベターっとくっついてしまい。
うまく説明できていない感めっちゃあるんですけど、とにかく前髪が不快で仕方がない毎日です。(無理やりまとめる)
今回は、支援を受けられたかたからのご感想を掲載したいと思います 🙂
「誰かにMIKURU・MIRUでの体験を伝えたいんですが、文で書こうとすると、なんかチープになりそうで…電話で話すので、それをいい感じにまとめてもらうとかできますか」という親御さんからのむちゃ振りお願いがありまして、今の私のお悩みを書くのもいまいちうまくまとまっていない感じがあるのでちゃんと書けるか不安ですが、少し長めなので今回は2回にわけてご紹介してみたいと思います。
自立…うん!自立って大事!!!
山下先生の母子登校の本を読んで、私、書かれてあることをすぐやってみたんです。
すると、「こんなに簡単に変わるの? 😯 」というくらい、やってみて効果が感じられました。
たとえば、今まで何でも頼まれたらやってあげていたのを「ママと一緒にやってみよう」に変えてみたり、
宿題したのか?明日の持ち物確認はしたのか?ピアノの練習をしなさい。
…と、指示をしていたのをやめて「いつ宿題やるつもり?」「明日の準備が終わってないように見えるな」と、本人にどうするか考えさせたり決めさせたりヒントを与える程度にとどめるようにしてみたんです。
今まで子どもの反応は「えー」「うるさいなぁ」という反発ばっかりだったのに、サクッと自分で決めたり取り組めたりして。
「これ、すごい!何で今までこの考えと出会わなかったの?」と思うくらいでした。そして、
「そうだ、自立が大事なんだわ。うちはたしかに本に書かれてあるような過干渉、過保護をしてきたわ。
だからうちの子、学校に行けなくなっちゃったのよ。自立ができたら家でも望ましい姿が見えるし、学校にも行けるようになるかも!」と思って、
我が家の「過干渉、過保護をやめて自立させようキャンペーン」がはじまりました。
こういう場合はどうしたらええの?
ですが、ある程度やってみたら頭打ち?行き詰まり?状態になってしまって。
本に書かれてあるようなこと以外の場面でどうしたらいいかわからなくなってしまって。
ほんの短期間の取り組みでこんなにかわるなら、先生の支援を受けたらもっと変わるんでは?と期待して、そして、「自立を急がなきゃ」「私がこの子を弱い子に育てちゃったんだ」「だから、はやく自立をさせなきゃ」と私は焦ってもいました。
振り返れば、こういう経験は子育てをする上で、何度かしてきていました。
子どもがうまれたあと、○ヶ月健診が怖かった私。
「ちゃんと育ってるの?周りの子はどう?同じ月齢なのに、あの子はもうこんなことできるの?」
成長には個人差があるって言われてきたし、あちこちで見かけて、そうだそうだと思おうとして、でも、必死に本やサイトにかかれてあることを真似して。真似して、結果がでて、
ああよかった。なんとかこの子、「平均」的に成長してるって。
ほかのママさんが「うちの子、○○がまだできないんだよね」と言うと、「大丈夫よ。個人差っていうじゃない」って言う私。
不安そうなまま、私の返しに「そうだよね」と言うママさん。
あれはママさんを励ましたいんじゃない。
私は、「いちぬけた」と安心して、マウントをとってた。
わが子は『普通』であってほしい。特別じゃなくていい。
せめて『平均』であってほしい。
『定型』であってほしい」ってずっと恐れていたくせに。
マウントをとって、安心したかったんだろうな、私…と思います。
「不安」と「怯え」の子育て
あの感覚が再来したんです。うちの子、大丈夫?ちゃんと育ってる?ってずっと不安になるやつ。
「学校に行けない我が子は、少数派。低学年で、早くも『普通』のルートから外れてしまった」と思いました。
あの時、私が「大丈夫よ。個人差っていうじゃない」と言ったママさんが、私に
「付き添い登校とか不登校ってさ、めずらしくないんでしょ?そのうち動き出すよ」って言ったんです。
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私、それ知ってる。耳障りのことを言いながら、
心の中で『うちはああなるまい』って思ってるやつでしょ。
焦りはどんどん酷くなり、ほかのお子さんとわが子を比べてばかり。
どうして行けないの。
どうしてがんばれないの。
隣の席の同じ誕生月のA子ちゃんだってがんばってるのに。
ほかの子との比較がとまらなくて、イライラもとまらない。子どもへの否定の言葉が頭のなかでポンポンうまれていく。自分への否定の言葉も。
親子ともに自信をなくし、自分を否定し、周りはどんどん成長していくのに、私たちは取り残されてしまって、深い闇に沈んでいったんです。
「大丈夫」だって?…本当に?
SNSで「母子登校でも大丈夫」「不登校でも大丈夫」「いつか動き出す」「お母さんに甘えられているのは信頼関係がある証拠」という言葉ばかり目につくようになって、自分を無理やり納得させようとするけど、定期的に『低学年で躓いてどうするの。この先どうなるの』という不安が膨らんで爆発してしまう。
こんなに否定的な言葉ばかり浴びせてはだめだと思うのに、とまらない。
この子は私の顔を、よく見てる。私の言葉を、よく覚えている。
私がこの子を否定すればするほど、どんどん学校には行けなくなる。
そういうことを、私は薄々気づいていました。私のこころはぐちゃぐちゃで、もうどうしていいかわからなくて。だから、希望がほしくて、支援というものを受けてみようと思ったんです。
それでは、今回はこれで終わりたいと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。また次回のブログもお読みいただけると嬉しいです!
まいどん先生(公認心理師)
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