不登校中の小学生(低学年)への適切な対応方法とは
ブログをお読みいただきありがとうございます。
日頃、小学1年~高校3年までのお子さんがいらっしゃる親御さんから、様々なご相談をいただきます。
最近は義務教育中に限らず、高校生のお子さんへのかかわりについてお悩みをいただくことが増えてきましたが、主に低学年の不登校や母子登校で悩まれるご家庭への支援が多いです。
今回は、そんな支援者13年目のカウンセラーが、【不登校中の小学生(低学年)への適切な対応方法とは】ということをテーマに記事を書いてみたいと思います。
不登校小学生の低学年への適切な対応方法とは
低学年の不登校の主な原因ときっかけ
低学年の不登校の理由・背景・きっかけ・原因…というのはお子さんによって様々なのですが、私が支援をしていて多く見るのは、
・お母さんと離れて登校するのが怖い
・学校環境への不適応(性格とのミスマッチ)
・本人の自立心に課題がある
・勉強についていけない
・友達との関係でつまづいた
・担任との相性
・本人の性格や気質
・親子関係があまりよくない
…などです。
その中でも支援を受けられるケースは、「親の子へのかかわりがよくないんですよね…それは自覚があるんです。でも、どこがどうだめなの?と聞かれるとうまく答えられません。親が変わることで子にもよい影響がでると確信はしているので、どう変わっていけばいいか第三者にみてもらいたくって。専門家にみてもらいたいので支援を申し込みます」というかたがほとんどです。
小学生が登校を渋るようになったら最初にすべきこと
大人でも、新しい環境で仕事をするとなれば、仕事のやりかたを学ぶのに必死だし、人間関係構築でも苦労をするし、通勤だけでも疲れるものですが、こどもの世界でも、同じことが起きます。
行き渋る子どもの発言に、「何を言ってるの。まだ1年でしょ。そんなんでこれからどうすんのよ」と否定的な反応をするのではなく、「そりゃそうだ。慣れないんだもん。今は疲れやすかったり、不安があったりするのは当然だよね。大人だってそうなんだもん」という肯定的な反応をされたほうがいいと私は思います。
自分の感じた気持ちそのものを「そんなことを考えてはいけないんだ」と思い無理をしていると、どこかで乖離が起きて爆発してしまうからです。
本人が感じているであろう疲労感をわかろうとする。
慣れない学校から帰ってきた子に対して、あれもこれもやらせようと無理をさせない。
…ということを意識して、「1学期の内に慣れていけばいいかな」という長い目をもって見守る
まずは、初期対応としてはこういったことを意識されてみることをおすすめしたいです。
👇低学年の不登校の原因や行き渋りへの対応について、詳しくはこちらをご覧ください
保護者が理解すべき子どもの気持ちとストレスの兆候
「子どもが行き渋りを見せるのには必ず理由がある。怠けと決めつけない」ということを前提に、とはいえ、環境変化に戸惑ってお母さんに「学校やだ」「こわい」「行きたくない」と訴え、愚痴り、発散している場合があります。
そういった子どもの話しに対しては、できれば問題解決策を示そうとアドバイスを多くするのではなく、大変さをわかってあげることを意識していただきたいなと思います。
例えば、お母さんが「今日はもう大変だった。とにかくへとへとだった…こんなことがあってさ…」とご主人に愚痴った時に、まじめに「それはお前の効率が悪すぎる」とか言われた日にはもう口をききたくなくなるように、
お母さんが子供の「こういうことがあって嫌だったの」に対して、いきなり「こうしたらいいのに」と返してしまうと、「でも…」「あのさ…」とわかってもらいたくて余計に愚痴を言わせてしまうことになります。
次第に、親はあれしたらこれしたらと一生懸命提案しては却下されることの繰り返しで(否定が続くことで)、「じゃあもういい。好きにしたら」と突き放すようなことを言ってしまうこともあるかもしれません。
それでは親子ともにモヤモヤするので、聞くときはできる限り子どもたちの世界でしかわからない大変さがあるんだろうなという視点をもってみていただきたいです。
「社会に出ればそんなの当たり前だし、学校はそういう場所だ」と思うんではなくて、「うちの子の性格だと、そりゃ大変だ。しんどいよね。頑張ってるんだね」と思い、実際にそのように声をかけてあげるだけでも反応が違ってくるかもしれません。
愚痴りながら登校しても、帰宅すればけろっとしているならば、しっかり話を聞きながら励まし、応援してあげるとよいです。
帰宅後はご機嫌。食欲に変化がない。いつもの帰宅後のルーティンがこなせる場合はもしかすると、そこまで心配されなくてもいいかもです。
逆に気にした方がいいのは、 帰宅後に元気がなかったり、毎晩寝る前に「明日行きたくない」「体調が悪い」などの発言がでたり、悪夢にうなされる日が増えたり、食欲が減るor増える(甘いお菓子を求めることがかなり増えるなど)、笑顔が減ったり、イライラしやすい・八つ当たりが多い…といった場合です。
学校でのストレスがありすぎて、気持ちが切り替わらないまま毎日登校していて、ストレス解消されずにどんどん疲労が蓄積されていくと、いつかは頑張りの糸がプツンときれてしまうので注意が必要です。
不登校の小学生が抱える不安とストレスの解消法
子どもへの安心感を与える言葉の選び方と注意点
お子さんがどのようなことに不安感を持ち、訴えるのか…によってかかわりかたは異なりますが、基本的には、子どもは子どもなりに悩んでいるんだな。苦労しているんだな。の考えで向き合うことが大事かと私は思います。
また、子どもの発言に親が振り回されないことが大切なのですが、例えば…




・・・・こんな感じでにこにこでお子さんが帰宅してきたとします。
こんなふうにご機嫌で学校でのことをお話してくれると、「給食を楽しめていて、来週の登校も安心だわ」なんて思ったりしますよね。
しかし、日曜日の夜・・・




・・・こんなこと、ありませんか?
「え、え?!なんで?給食おいしい、嬉しい、カレーだ、スパゲティーだって言ってたのに?!本当は給食なんて大嫌いってドユコト…??????」
と、混乱しますよね。
みなさんに知っておいていただきたい心理学は以下の2つです。
気分一致効果
『その時の気分とその時に思い出す記憶の性質が一致しやすい』という効果のことで、ざっくりと説明をすると、
・ポジティブ(ご機嫌)な時は過去の記憶から、ポジティブ(ご機嫌)な記憶を思い出しやすい
・ネガティブ(不機嫌)な時は過去の記憶から、ネガティブ(不機嫌)な記憶を思い出しやすい
ということでして、ご機嫌な時は目の前の状況を高く評価(受け取り)をし、不機嫌な時は目の前の状況を低く評価(受け取り)をします。
先ほどの親子会話を例にあげるとすれば、「給食最高~!」とお母さんにお話をしてくれている時の子どもはご機嫌でありポジティブです。そのことから、
・「来週の給食」などをふまえて「来週も学校が楽しみだ」と登校に対して高く評価・前向きな物事の受け取りをしている
と考えることができます。
しかし、例えばお母さんと言い合いをしてお母さんに感情をぶつけられた後、子どもは不機嫌でありネガティブです。そのことから、
・「来週の給食」なんてどうでもいい。私は今不機嫌である。「来週の学校も行きたくない」と、登校に対して低く評価・後ろ向きな物事の受け取りをしている
と考えることができます。
私たち大人でも、似たようなことってありますよね。
よいことがあって気分がアガッてハッピー!と思っている時は、たとえスーパーで買い物をした時、レジの店員さんが研修中で作業がもたもたしていても、ほほえましく見れます。
しかし嫌なこと続きでネガティブでつらい…と思っている時は、同じ条件でも「はよしてくれ…」とか、「ああ…最悪。遅いレジに並んでしまった…なんてツイてない…」とさらにネガティブになったり。
子どもも同じで、もしかすると、不機嫌でネガティブであるからこそ「学校行きたくない」という言葉を発しているだけで、本当は学校云々というよりも、『今の自分の精神状態をなんとかしたい』とか、『ママのせいでこんなふうに学校に行きたくなくなったんだからね!』というある種復讐心的な意味合いが含まれている可能性もあるかもしれません。
気分状態依存効果
次に似たような効果として紹介しておきたいのはこちらです。
『思い出す記憶はその時の気分状態に依存する』という効果のことで、ざっくりと説明をすると、
・ポジティブ(ご機嫌)な時に覚えた記憶はポジティブ(ご機嫌)な時に思い出しやすい
・ネガティブ(不機嫌)な時に覚えた記憶はネガティブ(不機嫌)な時に思い出しやすい
ということでして、幸せな時やご機嫌な時は過去の記憶から似たような感情を持てたエピソードを思い出し、悲しい時や不機嫌な時は過去の記憶から似たような感情を持てたエピソードを思い出すというものです。
ここでも同じように「給食最高~!」のやりとりをした親子会話を例にあげるとすれば、
もし、子どもがご機嫌なままで過ごしていれば「来週も給食楽しみ」となっている可能性があり、不機嫌に過ごした場合は、過去の記憶を思い出して「給食が嫌だ。学校行きたくない」となっている可能性がある
…ということです。
その時の子どもの発言に振り回されず、「今のあなたは」そう思ってるんだねとうんうん、と話を聞いてあげることが大事です。
そのうえで、「この前はこんなこと言ってたくせに!うそつき!」と責めたりせず、あの時と状況(気持ち)が変わったんだなと捉えて、「そうか…いまはそれが気になってるの」とまずは問題解決のために「じゃあこうしたら」と提案するのではなく、聴くということを徹底してみてください。
一通り子供の話しに耳を傾けて、話が終わったかなというところでようやく親のターン。
「ママならこんなふうに乗り越えるけど…どうかな」と伝えてみたほうが、最初から親が「じゃあこうしたらいいじゃない」というよりも、はなしを聞いてもらえた満足感から、「じゃあそうしてみようかな…」とお母さんの意見を採用してくれるかもしれません。
👇詳しくはこちらをご覧ください
小学二年生など低学年の不登校が増える理由
文部科学省が公表している不登校の割合と統計
昨今は不登校の児童生徒数は年々増加していますよね。
でも、低学年の場合はまだちょっと珍しいです。

令和5年度 文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」 より
この図を見てわかるように、小学校低学年の不登校は、不登校の児童生徒を全体を見た時にはどちらかといえばめずらしいといえます。
ただ、これはなぜかといえば、低学年~中学生の間は「母子登校や放課後登校など、朝から最後までひとりで登校をしていないけれども、何かしら学校との接点があり、登校扱いになっているから」ということも考えられます。
ひとりでの登校が難しいケースもカウントしていくと数字は変わってくるかもしれないです。
この調査結果上は、中学生の不登校が多いということになりますし、この記事を読まれている親御さんは、「そうそう。うちの学校だと、低学年で来れない子のほうがすくない。高学年になるにつれて増えていってる」と思われるかたは多いのではないかなと思います。
いじめや授業への不安など学校内の原因
まず、いじめの定義としては、以下の通りです。
児童生徒が在籍する学校などで、一定の人的関係のある他の児童生徒が心理的または物理的な影響を与える行為で、その対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じていることをいいます。
つまり、対象となった子どもが、相手からされたことに対して苦痛を感じている。いじめだと感じればいじめに該当するということになります。
文科省調査によると、いじめの認知件数は以下の通りです。

令和5年度 文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」 より
過去の調査結果でもそうなのですが、いじめの認知が多いのは小学校低学年~中学年という結果が出ています。
ですが、支援をしていますと、結構この数字については「ん?」とおもうことがありまして…。
というのも、明らかにいじめ案件なのに、いじめが理由で子供が学校に来れていないのに、「重大事態」として学校が対応していないということが多いんです。
文科省は「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」というものを出しているんですが、その通りに対応をしていない学校があまりにも多いんじゃないか?と思うんですよね。
このガイドライン、強制力はないので、学校現場に任されています。
「子ども同士ではよくあること。相手の子どもには謝罪させた。だから、いじめではないです」みたいな感じで、「ただの喧嘩」で終わってることがあります。
でも、謝罪があったから、次からいじめっぽいことが二度と起こらないか?と言われれば、そうじゃないんです。
引き続き、程度がマシになっただけで、続いてる…ということがあるんですよね。
学校が子供を守ってくれなければ、親も「こんな学校、もういい!」と思ってしまうよな…と思うことがあります。
まともだなと思う学校は、ちゃんと調査をしますし、ケアもしてくれます。
「SCがいるんで話を聞いてもらいますか…」だけではなく、先生はいじめを許さないよという態度をつらぬき、できる限り教室にいるようにされたり、学校全体で対応をしてくれる学校もあるんですが、もしもいじめが理由で学校に行けない。学校に相談はしたけど、なんかちゃんと対応してくれなかった…と言う時は、管理職(教頭や校長)に直接連絡をしたり、それでもだめなら教育委員会に相談されたほうがいい場合もあります。
教室以外の選択肢―フリースクールやオンライン学習
フリースクールの学習内容と登校への可能性
最近はフリースクールを利用されているご家庭の支援が増えてきました。
低学年のケースでは、なんとかギリギリ母子登校や放課後登校をしている…というケースが多いのですが、今は昔よりも色んなフリースクールがあるということで、利用されているケースが増えてきました。
フリースクールは運営によって全然色・教育方針がちがってきますが、もしもフリースクールを検討される場合は、妥協せず見学に行かれたほうがよいかなと思います。
また、勘違いされているかたが多いのですが、フリースクールというのは学びの場の総称であって、学校ではありません。
今通っている学校に籍がある。でも、違う場で学んでいる。という状態になります。
フリースクールで勉強を教えてもらったり、仲間とのかかわりを通じて自分に自信を持ち、学校に戻ろうかな…となった子もいますし、週の半分はフリースクール。半分は登校。…と、ハイブリット型の登校をしている子も増えてきているように思います。
オンライン授業で自宅でも学べる環境を整える
最近はオンラインフリースクールというのも増えてきました。
定期的にオンライン上でメンターさんと関われたり、オンラインでのやりとりでSSTを受けられるというところもあります。
特に発達障害のお子さんの場合、外にでることがむずかしい。
同じくらいの年の子との接触がしんどい。
親以外の大人とかかわれない。
でも、オンラインならなんとか…ということがあります。
そういうケースでは、通所型のフリースクールに通うことが難しく、オンラインフリースクールであれば行けている。一応、学校と連携をとっていて、「出席扱い」になっている。というケースもあります。
小学生の不登校解決に向けた保護者の役割
変化する様子に気づくための家庭内での観察法
お子さんが学校を嫌がり、不登校になってすぐの頃は親子ともに混乱の時期です。
もちろんケースにはよるんですが、初動の対応が大事で、かんたんに休ませるとズルズル不登校になってしまう…なんていうケースもあるんですが、無理に学校に行けと引っ張ったり、怒鳴りつけたりすることで親子関係はズタズタになるわ、会話もできなくなるわ、子どもはひきこもってしまうわ…と状況が悪化するということもあります。
まずは、落ち着いてお子さんを観察することを私はおすすめしたいです。
👇観察のしかたについては、こちらで解説していますのでよければご参考にされてみてください。
コミュニケーションを深めるための親子の時間
これは「お子さんと会話ができる」ということが前提になりますが、学校の話をしなければ普通に会話ができますという場合は、普段からお子さんとの会話の時間を1日5分だけでもいいので設けてみていただくことをおすすめしたいです。
低学年の場合は、お風呂の時間や、寝る時間帯がいいかもしれません。
やりとりはなんでもよいのですが、子どもの目を見て、微笑みかけたり、今何を考えているんだろう?どういう世界をこの子は見ているんだろう?ということに注目されてみると、親子関係が良好な状態で、「親に自分の気持ちを話す」ということが当たり前になっていきます。
そのうえで、いつしか自然と「学校のことなんだけどさ…」と子どもから話がでてくる場合もあります。
学校側の対応や支援体制の利用方法
担任の先生や生徒指導センターとの連携方法
お子さんの性格や特性をご理解いただくことがとにかく大事です。
私たち人間は、どんなに慣れ親しんだ場・人であっても、相手によって微妙に態度を変える生き物です。
環境に適応をして、キャラを使い分けています。
学校で見る子どもの様子と、家庭内での子どもの様子とでは結構違いがあるものなので、学校での様子を先生からじっくり伺い、家庭での様子を先生にしっかり共有するということが必要です。
家庭では、平日と土日とでどんな違いがあるのか。
家庭と学校との様子の違いから、本人は日々の生活にどれくらいのストレスを感じているか。
学校の合理的配慮はどのようなものが必要か。
子ども側の努力として、どのようなことを求めたほうがいいのか。
周囲の大人たちは、どのように本人に声をかけていくのか。
…などなど、学校と家庭とで方向性が一緒になるように話し合ったほうが「チーム」でかかわることがしやすくなります。
学校が提供する支援の種類と利用メリット
学校により対応できる場合とそうじゃない場合があるとは思いますが、例えば、こういったサポートを受けられる場合があります。
・通級指導…
特定の授業がどうしても苦手で受けられないけれど、それを受けなくていいなら行ける…と言う場合は通級指導をうまく使うことで学校に戻れるお子さんがいます。
・オンライン授業…
すべての授業をオンラインで…とするのは難しいですが、クラスの風景が映し出されながら授業を家で受けることで、勉強の遅れが気になりにくなったり、なんとなく苦手意識が薄れて「明日、行こうかな」となるお子さんがいます。
・スクールカウンセリング(学校で受ける・担任とSCが家庭訪問・オンラインでカウンセリング)…
スクールカウンセラーの先生との相性がいい場合は、親や友達や担任に言えない話をしてスッキリしたり、色々とお話をしていただくことで本人が前向きになり登校しだした…というケースがあります。
放課後の活動や友だちとの関わりを増やす
ほかには、放課後に習い事をはじめてみたり、お友達と遊ぶようにすると学校に戻れた…というケースもあります。
習い事により「できた」という成功経験をつむことで、学校に行ってみようかなと思えたり、お友達と仲良くなり、「明日おいでよ~」と言ってもらって、「行こうかな…」となることも。
ご家庭によっては「学校に行っていないんだから遊んではダメ。習い事もダメ」とされている場合があります。
ただ、この選択が正しい…というケースもありまして、気分でなんとなく学校がやだな~となっているお子さんの場合は、学校で勉強するのが基本で、習い事は+αの学び(経験)なんだと伝えることで意外とすっといく…なんてこともあります。(ケースバイケースです)
低学年での不登校がその後に与える影響と対策
不登校が学習や教育機会に与える影響
学校に行かない選択をした時のデメリットは、学習機会とと体験の差ではないかと私は考えます。
学校に行かないとなると、親は家庭内あるいは学校外でどのように本人に学びの提供をすべきか?と悩みますし、集団生活をどこでさせようか?とも思いますよね。
クラスの子の目が気になっている場合は気軽に近所の公園に行って…というのができなくなって、お家にこもるようになりどんどん元気がなくなって…ということも。
また、共働き家庭だとお母さんが働けない。あるいは在宅勤務をせざるを得ない。となることもあります。
お子さんの状況やご家庭の経済状況などで市の補助金申請ができる場合もありますので、要件を調べてみるのも手かもしれません。
まとめ
今回は、低学年の不登校について書かせていただきました。
私の支援は、復学を目指すこともありますし、学校に戻らず別の選択肢はどういうものがあるのかを親御さんと一緒に考えることもあります。
そのご家庭にとっての最適解とは?ということと、親子の絆を強めていくということを目的とした支援をしております。
もしよろしければ、過去の支援事例などもお読みいただけますと嬉しいです。
それでは、今回はこれで終わりたいと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。また次回のブログもお読みいただけると嬉しいです!
まいどん先生(公認心理師)
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