「休みが終わってしまう」と憂鬱な気持ちになるお母さん
ブログをお読みいただきありがとうございます。山下です。
お正月は少しのんびり過ごさせていただきました。実家に帰ると娘はアイドル状態。
いつもは緊張する実家帰省が、娘のおかげで少しだけ気楽に。
私のことを知ってくださっている親御さん方から、Xやインスタなどを見て「先生がご実家でどんな過ごし方されたかを聞いて、よかった~とホッとしました」なんていうあたたかいお言葉をいただき…ありがとうございます。
やっぱり実家(特に母)には緊張しますが、私も皆さんと同じく逃げずに向き合っていきます。
インスタのほうは完全にわたしの趣味です。気が向いたらへっぽこ新米母ちゃんのことを鼻で笑ってフォローしてくださるとうれしいです。
公式のほうのインスタは、ここまで描いていたものが納得がいかず描き直していまして、完成してから徐々に配信していくつもりでおりまして、もし続きが気になって待っていてくださっているかたがいらしたら、随分お待たせしてしまい、すみません💦
付き添い登校をしていると眠れなくなる
学校って、独特な空気感がありますよね。
空気を読むのが得意なお母さんがたは、「自分たち親子が学校にとって邪魔な存在になっていそうな気がする」「申し訳ない気持ち」「先生の指導に正直ん…?と思うことが結構あって、しんどい」ということをお話されます。
いつも思うんですが、私が付き添い登校をしたら、3日持つだろうか…と。
やっぱり各種方面の顔色うかがっちゃうし、頭はフル回転だし、へとへとになると思うんですよね。
ただ学校についてくだけでしょ?なんで疲れるの?なんていう意見を言う人がいたら私はなんでやねんと全力で否定してキレると思います。
学校に行って帰ってくるだけで、心が疲れますよね。
緊張状態がずっと抜けなくて、せっかくお休みでリセットされた自律神経もまた乱れて…
次第に眠りが浅くなって、イライラしやすかったり、頭痛や腹痛などの不調が現れたり…。
「先生…冬休みが一瞬で終わりました…」
と泣きそうになりながらお話されるお母さんがた。そりゃそうだよ…と思う私です。
これはXで書いたことですが、「とにかく1日1日を40~60%のちからでやってくぞ」くらいの気持ちであまり遠くを見ずに、
今日と明日と明後日ぐらいのことを考えていればいい。という忌野清志郎さんマインドでいることって大事なんじゃないかなと思っています。
とにかく「今ここ」で積み重ねていく。
メンタルが落ちているときに先を見ると一気にメンタルもっていかれるので、とにかく「今ここ」に集中。
「自分はよく頑張っている。自分はようやっている」と、できる限り自分を肯定してほしいです。
サザエさん症候群的になるお母さんたちは、無意識のうちに自己否定を繰り返しています。
子どものことで悩んで不安になっている。それだけで、母として十分。
微笑みかけられない日があっても、あなたはちゃんと子供を愛せている。愛そうとしている。
誰かとくらべなくていい。
あなたが一生懸命、子どもと向き合えているかが大事。
「頼むから一人にして」って思うのは、愛がないんじゃなくて疲れているだけ。
人は三日間ぐっすり眠れてないだけで、メンタルダウンします。
2週間も寝れていなかったら、もう色々崩壊します。食生活などが乱れだしている方は要注意です。
眠りの質をあげていくということを意識していただけると嬉しいです。
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共感疲労に陥っていませんか
共感疲労とは、「人の援助をするなかで援助する側もつらい気持ちになってしまう」ことを指します。
相手の気持ちに共感しすぎて、自分自身が体験したことではないにもかかわらず、精神的に疲れてしまう。
災害や事件、事故のニュースをみて、つらさや苦しさを感じてしまう現象も共感疲労によるものです。
不登校や付き添い登校中の親御さんは、精神的に不安定なお子さんをサポートしていますよね。みなさん、こんな症状はありませんか?
共感疲労チェックリスト
- 慢性的に疲れている
- 無気力になる
- 気分が落ち込む
- イライラしやすい
- 寝つきが悪い
- 寝ても疲れている
- 趣味が楽しめなくなる
- ふとしたときに悲しくなる
特に感受性が強い人は、特定の状況や情報から人よりも多くのことを感じ取る傾向があり、心にダメージを受けやすく、共感疲労を起こしやすいといわれています。
「自分はHSPっぽい傾向がある」と思われているお母さんほど疲れやすいです(>_<)
「感受性が強い」というのは相手の発言や行動から相手の気持ちを深く理解できるともいえますが、相手のトラウマであるとか、負の感情も感じやすいので疲労感がたまりやすいです。
そしてそういうお母さんほど自分のケアはあまりせず後回しになってしまって、どんどんボロボロに。
我慢に我慢を重ねて自分がわからなくなったり、突然ドカンと感情が爆発してしまって自己嫌悪に陥ることもあります。
そんなご自身のことを客観的に把握するために日記を書いたり、誰かに愚痴ったりしながらガス抜きすることをおすすめします。
今現在付き添い登校や不登校のお子さんとの向き合いで悩まれているお母さんは少なくないと思います。
できる限り、ご自身ひとりで抱え込みすぎず、うまく発散していきながら今日明日明後日のことを考えながら積み重ねていく…そんなふうにして、無理をしないでほしいです。
今回はこのへんで終わりたいとおもいます。最後までお読みいただきありがとうございます!
それでは、また次回!
まいどん先生(公認心理師)
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