「ありがとう」が言える子に育ってほしい

「ありがとう」が言える子に育ってほしい

小さい子は特に「ありがとう」を言えずもじもじしてしまう

先日、電車に乗っていると、目の前の席でこんなやり取りが行われていました。

お母さん、幼稚園児くらいのお子さん、そしてお母さんの知人の方の3人の会話です。

どうやら知人の方がお子さんに対してお菓子をあげたようで…

お母さん「ほら、こんなときなんて言うの?」
子ども「…」
お母さん「ありがとうでしょ!早く言いなさい」
子ども「ありがとう…(小声)」
お母さん「まったく…。ごめんね、この子ありがとうもまだちゃんと言えなくて。」
知人の方「ううん、大丈夫よ。」

こんなやり取りでした。

こういったやり取りを実際にお子さんとされたことがある親御さんもいらっしゃるでしょうし、逆に、親御さんが子どもの頃に言われたことがある場合もあるのではないでしょうか。

子どもにもは、こちらから強要しなくても、素直に「ありがとう」が言える子に育ってほしいものですよね。

 

そんな子に育ってもらうには、どうすればいいでしょうか?

 

どうしたら「ありがとう」が言えるようになるの?

そのためには、まずはお母さんがお手本を見せていきましょう。

例えば、家庭内でご主人やお子さんに何か手助けをしてもらったとき、外で誰かに親切にしてもらったときなど、感謝の気持ちを口に出して伝えてみてください。

 

子どもは親の背中を見て育つ、とはよく言ったもので、子どもは親御さんが思っているよりも、親御さんのことをしっかり見ています。

お母さんがニコニコしながら「ありがとう」と言うことによって、相手も「どういたしまして」とニコニコ返してくれる…そんな柔らかい雰囲気をきっと感じ取って、見て学んでくれるはずです。

また、お子さんに、「自分が嬉しいと思うことを何かしてもらったときは、「ありがとう」って伝えると、相手も嬉しい気持ちになるんだよ。」と教えてあげることも大切です。

 

家族に対してついつい抜けがちな「ありがとう」の言葉

物をもらったら「ありがとう」
何かをしてもらったら「ありがとう」

当然といえば当然なのですが、大切なのは「ありがとう」をただ単に口にすることではなく、心からの「ありがとう」の気持ちを持つことだと思います。

そのためにも、「ありがとう」と伝えることの大切さを教えた上で、お子さんには「ありがとう」を強要しないように気をつけましょう。

また、「ありがとう」に限らず、あいさつや礼儀に関しても、お母さんがお手本を見せてお子さんに教えていくのが効果的です。

 

ここまでお読みいただいて「あ、私ってあんまりありがとうって口にしないかも…」と、ハッとされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ご家族のあいだでは、ついお互いに「やってもらって当たり前」となってしまうことが多いものですが、「ありがとう」と言われていやな気をする人はいないはずです。

ぜひ今日から、意識的に「ありがとう」をつかうようにしてみてください(*^_^*)

 

ちなみに、「ごめんね」「すみません」が多い親御さんのもとで育つ子は、同じように「ごめんね」と自分が謝る必要がない場面でも謝る子になりやすいです。

(親がイライラしているのを見てすぐに自分は何もしていないのに「ごめんね」というなど)

親の口癖などからも影響を受けるので、日頃つかう言葉には気をつけていきたいですね。

 

それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

親まなびアドバイザー まいどん先生

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