能力不足ではなく、理解が追いつかなくなっている状態
この記事では、勉強がわからないという背景を 「困りごとという視点」から整理しています。 原因を一つに決めるのではなく、 いま起きていることを 地図の一地点として捉えるための記事です。
① この困りごとを、どう捉えるか
「勉強がわからない」。
この言葉の裏には、
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どこから分からなくなったのか分からない
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質問するのが怖い
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周囲と比べてしまう
といった
強い不安や恥ずかしさ
が隠れていることがあります。
これは能力の問題ではありません。
② よくある誤解
勉強がわからないとき、
次のように言われがちです。
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「ちゃんと聞いていなかったから」
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「努力不足」
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「基礎ができていない」
ですが、
理解は
積み重ねが一度途切れると、
一気に追いつけなくなる
ことがあります。
③ この困りごとが出やすい背景
勉強がわからなくなるとき、
次のような条件が重なっていることがあります。
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授業のスピードが速すぎる
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不安や緊張で頭が働かない
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失敗体験が重なっている
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感覚や理解のスタイルが合っていない
④ 家庭で起きやすいすれ違い
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教えようとして関係が悪くなる
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「前はできてたよね」と言ってしまう
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勉強が親子の争点になる
その結果、
勉強=自分が否定される場
になってしまうことがあります。
⑤ 状態・特性とのつながり
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登校しぶり
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五月雨登校
また、
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言語理解や処理速度の偏り
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見通しの必要性が高い特性
と重なって見られることがあります。
⑥ 見直すと楽になる視点
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「どこまで分かっているか」より
「どこで止まったか」を見る -
教える役割を、親が背負わなくていい
理解は環境で回復する
ことも多いのです。
⑦ すぐに判断しなくていいこと
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得意不得意を今決めなくていい
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将来の進路と結びつけなくていい
最後に
勉強がわからないことは、
価値が下がることではありません。
いまの条件では、
理解が続かなくなっているだけ
かもしれません。
ここで扱った視点は、全体の一部です。
他の視点も含めていまの状態を整理したい方は、こちらのページをご覧ください。