代表プロフィール

MIKURU・MIRU代表 山下真理子

はじめまして。
MIKURU・MIRU(ミクル・ミル)代表の山下真理子です。

公認心理師として、日々母子登校・付き添い登校・不登校・行き渋りに悩む親御さんのご相談をお受けしています。

MIKURU・MIRUに寄せられるご相談の中で、特に多いのが母子登校です。

「学校には行けている。でも、お母さんが一緒でないと行けない」
「いつまで付き添えばいいのかわからない」
「過保護なのか、不安が強いのか、見極められない」
「学校からは『慣れれば離れます』と言われたけれど、何ヶ月経っても変わらない」
「子どもだけでなく、自分自身も限界に近い」

このようなご相談を、これまで多くお受けしてきました。

母子登校は、単に「親から離れられない」という問題ではありません。

子どもの不安。
学校で感じている負荷。
親子の会話の流れ。
家庭の役割分担。
夫婦の方針の違い。
学校との連携。
親御さん自身の疲れや罪悪感。

さまざまなものが重なって、今の状態が作られています。

MIKURU・MIRUの支援で大切にしていること

私が大切にしているのは、復学「だけ」を最終目標にしない支援です。

もちろん、お子さんが学校に行けるようになることは大切なことです。
親御さんにとっても、お子さんにとっても、学校に通える状態は大きな安心につながりますし、お子さんが学校に通えていると、ご家庭がより落ち着いた空気感になるからです。

けれど、ただ学校に戻ればすべて解決するわけではありません。

学校には行けるようになった。
でも、親子の会話はこじれたまま。
子どもは本音を言えないまま。
親は不安と罪悪感を抱えたまま。
学校に行く・行かないだけで家庭の空気が決まってしまう。

…そのような状態では、また別の形で苦しさが出てくることがあります。

MIKURU・MIRUでは、登校だけを見るのではなく、家庭の中で起きていることを丁寧に見ていきます。

具体的なやりとりから、次の一歩を考えます。

支援の目的は、親がもっと頑張ることではなく、

親子が今の苦しい形から少しずつ抜け出し、
子どもが自分の力で動ける場面を増やし、
親御さんも一人で抱えすぎない状態を作っていくことです。

 

そして、その先に、「子育てが楽しい」と思えること。

「子どもがよりかわいく思えるようになった」と思えることだと考えています。

私が母子登校支援に力を入れている理由

私はこれまで、家庭教育支援・不登校支援の現場で、多くの親御さんとお子さんに関わってきました。

ご相談の内容は、行き渋り、母子登校、不登校、親子関係、夫婦間の方針の違い、発達特性への対応などさまざまです。

その中でも、母子登校は特に見過ごされやすい問題だと感じています。

学校には行けているので欠席にはなっていない。
先生からは「慣れれば離れます」と言われる。
周りからは「お母さんが付き添っているなら大丈夫」と軽く扱われてしまう。

けれど、実際には、親御さんの負担はとても大きいものです。

毎朝の登校に付き添い、仕事や家事の予定が崩れる。
学校で周りの目が気になる。先生に気を遣う。
子どもにイライラしてしまう自分を責める。
「いつまで続くのか」と夜になるたび不安になる。

母子登校は、家庭の中に大きな負荷をかけます。

そして、対応が合わないまま長く続くと、親子関係がこじれたり、親御さん自身が疲れ切ってしまったり、子どもが学校への自信をさらに失ってしまったりすることがあります。

だから私は、母子登校を「まだ学校に行けているから大丈夫」とは思いませんし、母子登校をそのままにしていて、家庭全体がボロボロになったり、その先に不登校になっていくケースをたくさん見てきました。

親子の負担が大きくなりすぎる前に、一人での登校や親子関係の再構築が難しくなる前に、
子どもの状態を見立て、
親の関わり方を整理し、
学校との役割分担を考えることが大切だと考えています。

私自身のこと

私自身も、子どもの頃から生きづらさを抱えてきました。

アダルトチルドレンとしての苦しさ。
学校に行くことが苦しかった思春期。
大人になってから経験したうつ病。
「どうして私はこんなにも生きづらいのだろう」という問い。

その問いと、長いあいだ向き合ってきました。

今は、一人の母でもあります。

子育ては、思っていた以上に、自分自身の内側を揺さぶります。

子どもを大切に思うからこそ、迷う。
子どものためにと思っているのに、うまくいかない。
自分の親との関係や、過去の傷が、子育ての中で顔を出すこともある。

だからこそ私は、親御さんに対して、ただ
「こう言いましょう」
「こう対応しましょう」
という方法だけをお伝えしたいわけではありません。

その言葉が出てしまう背景。
その対応を選ばざるを得なかった理由。
親御さんが一人で抱えてきたもの。

そこまで含めて、一緒に整理していきたいと考えています。

支援への思い|しんどさをなくすのではなく、その中でどう生きるか

私は、支援とは「しんどさを完全になくすこと」ではないと考えています。

もちろん、今の苦しさを少しでも軽くすることは大切です。
母子登校や不登校で、毎朝の登校、学校とのやりとり、親子の会話に疲れ切っている親御さんにとって、まず必要なのは、今の負担を整理することです。

けれど、生きていく中で、しんどさがまったくなくなるわけではありません。

子どもにも、親にも、家庭にも、思い通りにいかないことはあります。
学校との関係で悩むこともあります。
親子でぶつかることもあります。
自分の中にある不安や過去の痛みが、子育ての中で顔を出すこともあります。

だからこそ大切なのは、しんどさをゼロにすることではなく、
その中で、どう理解し、どう関わり、どう次の一歩を選んでいくかだと思っています。

MIKURU・MIRUの支援では、親御さんに「もっと頑張ってください」と言いたいわけではありません。
子どもに「早く変わりなさい」と言いたいわけでもありません。

支援への思いについては、こちらの動画でもお話ししています。

【動画】しんどいのは普通にある。けど、そのなかでどう生きるか。

支援の土台にある考え方

MIKURU・MIRUの支援では、心理学的な見立てに加えて、対話を大切にしています。

親子の会話は、単なる言葉のやりとりではありません。

「学校に行きなさい」
「行きたくない」
「どうして?」
「わからない」
「ママが一緒なら行く」
「いつまで一緒に行けばいいの?」

このような会話の中には、子どもの不安、親の焦り、学校への負荷、これまでの親子の歴史が重なっています。

大切なのは、表面の言葉だけを直すことではありません。

その言葉の奥にある意味を一緒に見ていくことです。

子どもは何を言いたかったのか。
親は何を守ろうとしていたのか。
なぜ同じやりとりが繰り返されているのか。
どこで会話がすれ違っているのか。

そこを丁寧に見ていくことで、親子の関係は少しずつ変わっていきます。

経歴・資格・実績

・奈良県出身
・MIKURU・MIRU代表
・公認心理師
・教育カウンセラー
・親まなびアドバイザー
・家庭教育支援者歴14年以上
・民間の復学支援・家庭教育支援機関にて、チーフ家庭教育アドバイザーとして勤務
・2022年に独立し、MIKURU・MIRUを運営
・講演会受講者数 延べ2,000名以上
・対象:保護者、幼稚園教諭、学校関係者、行政関係者、地方議員ほか

 

出版書籍

『マンガでわかる これで解決!母子登校』(PHP研究所)

母子登校について、より多くの方に知っていただけるよう、親御さんにとってわかりやすい形でマンガを描きました。

一方で、書籍を読んでも、すべてのご家庭が同じように進むわけではありません。

「本を読んだけれど、うちの場合はどうすればいいかわからない」
「一般的な方法を試したけれど、うまくいかなかった」
「家庭の状況に合わせて専門家に見てほしい」

そのようなご相談も多くいただいています。

母子登校は、一件一件背景が違います。
だからこそ、ご家庭ごとの見立てが必要になります。

 

■出版書籍

マンガでわかる『これで解決!母子登校』(PHP研究所)出版(マンガパートを担当)

boshitoko

母子登校に関してよりたくさんのひとに理解をしていただけるよう、母子登校解決のヒントを拙著にてわかりやすく解説をいたしました。

しかしながら、「書籍を読んだけれども我が家に合う対応を専門家に見てもらいたい」というご相談は絶えません。

講演実績

これまで、家庭教育支援・不登校支援・親子関係をテーマに、保護者、教育関係者、行政関係者、地方議員の方々に向けて講演を行ってきました。

主な講演テーマとして、以下のようなものがあります。

・子育て世帯の「子育ての悩み」と行政支援への「不満」
・家庭教育支援の最前線
・不登校支援における行政支援と民間支援の相違点
・子どものやる気を育てる家庭教育
・次世代につなげる家庭教育・夫婦の在り方
・親子関係において大切な共感力

家庭の中で起きている問題は、家庭だけの問題ではありません。

学校、地域、行政、社会の仕組みともつながっています。

現場の親御さんの声と、支援者としての経験をもとに、家庭教育支援や不登校支援のあり方についても発信しています。

MIKURU・MIRUでできること

MIKURU・MIRUでは、主に次のようなご相談をお受けしています。

・母子登校、付き添い登校の見立て
・不登校、行き渋りへの家庭での関わり
・親子会話の整理
・朝の登校場面の分析
・学校との連携の考え方
・子どもの不安、発達特性、感覚過敏などの整理
・親の先回り、抱え込み、罪悪感の整理
・夫婦での方針のすり合わせ
・親御さん自身の生きづらさや親子関係の振り返り

ご相談では、親御さんから日々のやりとりをうかがいながら、
「今、何が起きているのか」
「どこから変えるとよいのか」
「学校には何を相談するとよいのか」
を一緒に整理していきます。

相談を迷っている方へ

母子登校や不登校の悩みは、周りに話しにくいものです。

「うちの子だけなのでは」
「私の育て方が悪かったのでは」
「学校に迷惑をかけているのでは」
「相談しても、また一般論を言われるだけではないか」

そう感じて、一人で抱えている親御さんも多いと思います。

でも、母子登校は、親御さんが一人で抱え続けるには重すぎる問題です。

大切なのは、親を責めることでも、子どもを無理に動かすことでもありません。

今の親子に何が起きているのかを見立てること。
そして、ご家庭に合った一歩を一緒に考えることです。

「うちの場合は、どう見ればいいのか」
「このまま付き添いを続けてよいのか」
「どこから手を離せばよいのか」
「学校とどう話せばよいのか」
「親子の会話をどう変えればよいのか」

そのような方は、一度ご相談ください。

親がもっと頑張るためではなく、
親子が今の苦しい形から少しずつ抜け出すために、
まずは今の状態を一緒に整理するところから始めていきましょう。