ともに仮説を立ててともに検証する
物事の見方はひとつとは限らない?!
このように、人は自分が興味を示す対象以外を「その他」「背景」と捉えてしまうと、「その他(背景)」をきちんと見なくなります。
マンガのように、『よくわからないごちゃごちゃした何かが、自分の抱える問題のすべてなんだ』と思うと、どこから手をつけて改善すべきかがわかりません。
そこでアドバイザーが状況を客観的に見て、
『あなたの話を聴くに、わたしはあなたのまわりでこんなことが起きているように捉えました。あなたはどう感じますか?』
『あなたも同じように感じるのですね。では、それがひとつ今の状況を作りだしているという仮設が立てられますね。』
『この仮説から、問題を改善・解決するためにどうしましょう?どう変えていきましょう?』
『こんな方法がありますよ。こんなものの見方がありますよ。こうするとうまくいきやすいですよ』 |
…のように情報を整理・アドバイスをし、実践を積み重ねていただきます。
そして、
『実践の結果はこうでした。私はこう感じました。』
このように状況を共有していくことで、アドバイザーも、あなたのご家庭への理解の解像度が増していきます。
ぼやっとした、解像度の低い状態でアドバイスをすることは難しいですが、
協同関係により解像度が高くなると、より具体的なアドバイスができるようになります。
そして最終的には、親御さんがご自身で自分の抱える悩みや問題を見つけ、理解し、自分自身で分析と対処ができるようになります。
いわば、『自分自身が自分のセラピストになる』ということです。
さらにいえば、MIKURU・MIRUは、ご家庭全体へのアプローチをする家庭教育支援(家族療法)を行っていますので、
親御さん自身が、『我が家の子育ての専門家』となり、『一生ブレない家庭教育のカタチ』を手に入れることができるのです。