「スクールカウンセラーにも相談した。でも、苦しい」というあなたへ

「スクールカウンセラーにも相談した。でも、苦しい」というあなたへ 

こんにちは。公認心理師のやましたです。

支援につながっているはずなのに、なぜ違和感が残り続けてしまうんでしょうか。

今回は、不登校の状態が続く中で、学校やスクールカウンセラー(SC)、病院に相談されてきた親御さんが、この問いに行き着く背景について書きたいと思います。

親としてできることは全てやってきたけれど不登校状態から抜け出せない

なぜ、子どもの表情は晴れないのか。

「学校の先生に相談した」

「スクールカウンセラー(SC)の予約もとった」

「病院にも行って、薬ももらった」

親としてできることは全てやってきた。

お子さんのために、藁にもすがる思いで心理士や医師など専門家を頼り、アドバイスに耳を傾けてもみた。

それなのに。

なぜ、子どもの表情は晴れないのか。

なぜ、あなたの胸のつかえは取れないのか。

「専門家に相談してもダメだった……」

そう感じて、余計に無力感に襲われているなら、どうか自分を責めないでください。

それは、あなたの努力が足りないからでも、お子さんが頑固だからでもありません。

それは、「役割の違い」の問題かもしれません。

 

学校は、彼らにとって「アウェイ」

「傷ついた子どもが、学校という場所で、心を開くのはどれほど難しいことだろうか」

私は普段、地方議員の方々に「もっとスクールカウンセラーを配置してほしい」と訴える活動をしています。

今の学校現場において、子どもたちのSOSをキャッチする専門家は、絶対的に不足しているからです。

彼らは、限られた時間と環境の中で、必死に子どもたちを守ろうとしてくれています。

 

でも、同時にこうも思うのです。

「傷ついた子どもが、学校という場所で、心を開くのはどれほど難しいことだろうか」と。

不登校のお子さんにとって、学校は「ホーム」ではありません。

そこは、自分が傷つき、自信を失い、恐怖を感じた「アウェイ(敵地)」です。

想像してみてください。

あなたがパワハラを受けて休職したとして、その「会社の中にある相談室」に行って、心の内を全てさらけ出せるでしょうか?

「早く職場に戻りましょう」という空気の中で、本当の弱音を吐けるでしょうか?

SCの先生方はプロですが、彼らがいる場所は、どうしても「学校」というシステムの枠内です。

そこでは、お子さんも、そしてお母さんも、無意識に身構えてしまいます。

「早く学校に戻れるようにならなきゃ」という、無言のプレッシャーを感じてしまいやすいです。

 

「様子を見ましょう」という言葉。投薬による症状の緩和。

医療機関や学校の相談室は、例えるなら救命救急室(ER)です。

「お腹が痛い」「眠れない」「学校に行けない」といった緊急の症状に対して、処置してくれる場所です。

これは、社会にとってなくてはならない機能です。

しかし、お子さんの不登校や、あなたの抱える苦しさが、もっと深い根っこ(例えば、親子の関係性の歴史や、お母さん自身の生きづらさ)から来ている場合、ERの処置だけでは完治しません。

20分や50分の面談。

「様子を見ましょう」という言葉。

投薬による症状の緩和。

これらは必要なことですが、「人生の体質改善」までは手が回りません。

外科手術で命は助かっても、その後、再び自分の足で歩けるようになるための「リハビリ」や、病気になりにくい体を作る「生活改善」には、もっと長い時間と、深い対話が必要なのです。

あなたが今感じている「物足りなさ」や「行き詰まり感」

それは、あなたが「救急処置」の段階を終えて、次の「根本治療」のステージに進む準備ができたサインなのかもしれません。

 

私がMIKURU・MIRUで行っているのは、制度の枠組み(エンジニアリング)から外れた、もっと泥臭くて、人間臭い支援です。

ここでは、「学校に戻すこと」をゴールにしません

学校というシステム側から見れば「不登校」は問題行動ですが、お子さんの人生という視点から見れば、それは「自分を守るための賢明な選択」かもしれないからです。

私は、「学校の先生」ではありません。

だからこそ、あなたは「良いお母さん」の仮面を被らなくていい。

「子どもが可愛くない」「逃げ出したい」というドロドロした本音を、そのまま吐き出していいです。

マニュアルでは対応できない、そのご家庭だけの「歴史」を紐解きながら、支援をさせていただき、その副作用として学校へのひとりでの登校・復学を果たすケースが多いです。

 

私はこれからも、議員の方々には「SCを増やしてください」と言い続けます。

学校の中に、子どもたちの逃げ場所は絶対に必要だからです。

ただ、大けがをしたら外科医に行くように、心の奥底の絡まりを解き、人生を再構築したい時は、専門家を頼ってみてください。

「SCに相談したけれど解決しない」は、SCのカウンセリングがよくないということではなく、私のようなカウンセラーとは、ただ、役割が違うんです。

そもそも、学校に行くことが難しくなった子のカウンセリングを時間をかけて行うのはSCの対応枠的にかなり難しいことです。

だから、病院に行っても、SCに相談しても良くならなかったからといって、「もう手立てがない」なんて絶望しないでください。

 

もし、あなたが今、「マニュアル通りの対応には限界を感じている」「もっと深いところで、納得できる答えを見つけたい」

そう感じているなら、MIKURU・MIRUに相談してみてください。

「ここなら自分をさらけだせるかも」「ここに頼れば、何かが変わるかも」と思われる瞬間が訪れるかもしれません。

 

↓よければ音声配信等もおこなっていますので、ご参考までに😊!

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それでは、今回はこれで終わりたいと思います。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。また次回のブログもお読みいただけると嬉しいです!

まいどん先生(公認心理師)

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