
母子登校は過保護なの?そう言われて苦しくなったときに、知ってほしいこと
「母子登校 過保護」
この言葉を検索するとき、多くの親御さんは、すでに何度か心が折れかけている…かもしれません。
・家族に言われた
・先生に遠回しに示された
・周囲の視線から、そう感じてしまった
そして気づくと、
子どものこと以上に、「自分は間違っているのでは」という思いが頭を占めるようになったり…。母子登校は、本当に、私たちの心を壊していきますよね。
「過保護」という言葉が、こんなに苦しい理由
「過保護」という言葉は、とても曖昧で、それでいて、やけに強い言葉です。
なぜなら、
・愛情を否定されたように感じる
・これまでの選択を全部ひっくり返された気がする
・「だからうまくいかないんだ」と言われたように聞こえる
そんなふうに、親としての姿勢そのものを責められた感覚になるからです。
でもまず、ここをはっきりさせておきたいと思います。
母子登校=過保護という単純な話ではありません。
過保護だから母子登校になる。イコールである。
もしそうなのだとしたら、きっと皆さんは、「いやいや、じゃあさ。○○ちゃんとこの家庭はどうなんの?!」「うちはそこまで過保護じゃないと思うんだけど…!」という疑問を持つとも思うんです。
過保護対応の積み重なりが不登校や母子登校の背景に隠れているケースは、確かにあります。
しかし、過保護=母子登校というわけではないです。過保護≠母子登校なんです。
過保護かどうかは「行動」では決まりません
母子登校をしていると、
・毎日付き添っている
・子どもの不安に合わせて動いている
・一人で行かせていない
こうした行動だけが切り取られ、「それは過保護では?」と言われることがありますよね。黙ってろって話なんですが…。
でも本当に大切なのは、
何を守ろうとして、その行動が選ばれているのか
という点です。
・恐怖が強すぎて、今は一人では無理だった
・パニックを防ぐための一時的な支えだった
・学校とつながりを切らないための工夫だった
こうした理由があるなら、それは単なる甘やかしとはまったく別のものだと思うんです。
外野はみてわかることしか見ようとしませんし、実際見えないものです。
お母さんたちが、あなたが、どれだけ日々頭をフル回転させてお子さんとかかわってきているのか。向き合っているのか。考えて、苦しんでいるのか。
ニコニコしているあなたの顔の後ろで、もうひとりのあなたがどれだけ傷つき、泣いているのか。
そんなことを、外野は知らないし、知ろうともしません。
ああいうのは、ただの野次馬根性なんだわと思ってみつつ、かわしていかれることを強くお勧めしたいです。
問題は「守っていること」ではなく、「固定してしまうこと」
母子登校がしんどくなってくるのは、
一定の時期を過ぎても状況があまり変わらず、3歩進んで3歩下がることをグルグルと続け、同じ形を続けざるを得なくなったとき
なんだと思います。
すると、親の中に
・このままでいいのかな
・でも、やめるのは怖い
・動かそうとすると、全部崩れそう
そんな葛藤が生まれます。
この状態を、外から一言で「過保護」と呼ばれると、余計に身動きが取れなくなってしまいますよね。(本当に、マジで黙ってろよと思います)
実は「過保護」と言われている親ほど、ひとりで抱えています
母子登校をしている親御さんの多くは、
・自分が前に出すぎていることに、すでに自覚がある
・だからこそ不安になっている
・だからこそ、答えを探している
つまり、
本当に無自覚な過保護の人は、
そもそも悩みません。
「これでいいのか」と悩んでいる事実をみてみていただけると嬉しいなと思います。
過保護かどうかではなく、「負荷の向き」を見てください
ここで一度、視点を少し変えてみてください。
過保護かどうかではなく、今、誰にどんな負荷がかかっているかということを見てみていただきたいです。
・親がすべての調整役を担っていないか
・子どもの不安が、親の緊張を通して増幅していないか
・「離れる=悪いこと」になっていないか
この整理ができると、「私は過保護かどうか」という問いは、自然と意味を失っていくかと思います。
母子登校は「愛着の問題」ではなく、「関係の調整」
よく、
・愛着が不安定だから
・母親が手放せないから
そんなふうに語られることがあります。
でも実際の現場では、
・安心の量と距離感が、今の状態に合っていない
・役割分担が偏っている
ということが往々にしてあります。
大体のケースでは、お母さんがご自身以外に頼れる人がいない状況です。
ご主人やおじいちゃんおばあちゃんを頼れない。リソースがない。自分で何とかしろ感が強い。
そういう状況のなかで、お母さんが一人で対応をしようとするとどうなるのか。
お子さんとお母さんの距離は自然と近づき、強い母子密着状態から抜け出すことが困難になってしまうんです。
その状態を、外野は「過保護」表現しやすいんです。黙って(略)
「過保護」と言われて苦しくなったときに
もし今、
・過保護だと言われて、胸がざわついた
・でも、どう変えたらいいかわからない
・このまま続けるのも、急にやめるのも怖い
そう感じているなら。
母子登校をしているからといって、あなたが過保護だと決まるわけではありません。
そこには、
・子どもを守ろうとした選択
・関係を切らなかった努力
・迷いながらも続けてきた時間
があります。
大切なのは、それを正当化することでも、否定することでもなく、
「いま何が起きているのか」を丁寧に見直すこと。
それができたとき、「過保護」という言葉に、これ以上振り回されなくなるかもしれません。
↓以下のページから、現状を整理するヒントを探してみていただくと、少しだけお気持ちを軽くすることができるかもしれません。
それでは、今回はこれで終わりたいと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。また次回のブログもお読みいただけると嬉しいです!
まいどん先生(公認心理師)
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