
「母性」というもの。
ブログをお読みいただきありがとうございます。山下です。
この前、保育園に娘を迎えに行こうとしたときに、駐輪場で小学校低学年の男の子とお母さんがもめていて。
何を言っていたかはわからないけど、とにかく男の子はとてもお母さんに怒っていて、お母さんは「なーにをそんな怒ることがあるんよ」みたいな感じで怒りもせず、でも下手にでることもなく、淡々と対応してて。
次第に男の子はヒートアップして、最後は「きらい!どっか行け!あっち行け!」と言う始末。
その様子を見て、わたしは胸がチクチクしていた。
…なぜなんだろう。
最初は、
『あのおかあさんえらいなー。感情的になることもなく、とにかく男の子が落ち着くのを待ってて。
私だったらどうだろう。
コンディションによってはイライラして優しくできないかも。
お疲れ様です…』
なんて思ってたんやけど、そのうち、
『わたしって、あんなふうに母親に感情ぶつけたことあったかなぁ…』
と考え…しばらく自転車にのりながら考えたけど…
うん…ない…思い出せる限りは。
そんなことをしたらうちの母はどうなる?
私以上にキレて、
「うるさい!静かにして!いい加減にして!ったく勉強もできない、運動もできない!ブクブク太って自制もできず家の手伝いもしない!おまえなんかが何様のつもりだ!○※△□…!!!」
…と、何時間もキーキー私を責め、わけのわからないところにも母のキーキーは飛び火して、数時間収集がつかなくなる…か、ビンタが飛んでくるだろう。
うん。ないな。
わたしは、あんなふうに、覚えている限りは母親に感情をぶつけた記憶がない。
受け止めてもらった記憶もない。
許してもらった記憶も、当然、ない。
そう考え、こころがチクチクからズキズキしていた。
小さい頃のわたしはとくに、家でずっと真顔だった。笑うことがあるならば、それはテレビを見ているときくらい。
家族で会話?そんなもん、なかったな。
家族そろってごはんを食べるにしても、いただきますからごちそうさまの間に母か父がキレないで食べ終われたら奇跡だった。
キレないにしても、必ず両親は相手に嫌みを言い合う。
姉はわたしがきらいだったから、「しゃべんな、キモ。」って言われるし、妹は年が離れすぎてるし。
感情なんてものは、いらなかった。感じられなかった。
たのしいとか、かなしいとか。そういうのはぜんぶ、心の奥底に追いやられて、表面に浮かんでこなかった。
どうせ、家族に期待しても、気持ちを伝えようとしても、悲しくなるだけだから。
そんな思いをするくらいなら、感情なんてないほうがよかった。
そんな私だったから、小学生の男の子がうらやましくなった。
自分にはできなかった、感情をぶつけるという行動を、母親に、しかも外で誰かが見ているのに、できている。
なんて子どもらしいんだろう。うらやましいよ。
よかったね。そうやってぶつけてもいいおかあさんなんだね。
お母さん、大変だろうけど、子育てはきっとうまくいっていますね。
だってあなたのお子さんは、ちゃんとお母さんに甘えられているんだもん。
本当に、お疲れ様です。
そんなことを考え、こころがチクチクしながら娘を迎えに行く。
娘はうれしそうに遊んでいたおもちゃをもってきて自慢してきてくれた。
先生から、「今日ね、一緒にお茶飲んでたらね、○○ちゃんが『オイシイカ?』って聞いてくれたんですよー!」と報告を受け、最近何でかタノシイカ?オイシイカ?と聞いてくるブームなんだと笑いながら話し、家に帰ると「かあちゃん、かあちゃん」とひっついて甘えてくる娘を、わたしは、愛おしいと感じて抱きしめた。
よかった。わたし、ちゃんと娘がかわいい。
娘が牛乳をひっくり返しても、わざと何かを壊しても、ムカつく時もそりゃあるけど、でも、ちゃんと母性がわたしのなかには、あった。
それでは、今回はこれで終わりたいと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。また次回のブログもお読みいただけると嬉しいです!
まいどん先生(公認心理師)
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