【母子登校・不登校・子育て相談】2023年を振り返って

【母子登校・不登校・子育て相談】2023年を振り返って

ブログをお読みいただきありがとうございます!

MIKURU・MIRU代表の山下です。今年も残すところあと2日…ということで、この1年を振り返ってみました。

 

「私、あんなに心からかわいいって思ってた子どものことをかわいいって思えなくなったんです」
「なにもしてないのに、涙が出てくるんです」

はじめの電話相談で、こんなふうに話す親御さんはとっても多いです。
今年1年で受けたはじめの電話相談を振り返ってみても、終始泣いてたり、とにかく今がつらくてボロボロで救われたい気持ちなんだと仰ったり、子どもをかわいいと思えない自分にショックを受けているとか、毎日消えたいと話してくださるかたばかりだったな…と思います。

支援を検討されているかたとは、一度お電話でお話させていただいています。
私はお見合いみたいなもの…と思っているのですが、親御さんがたの中には面接みたいに思っておられるかたもいるようで、「うちは先生の支援受けられますか?!」と、支援枠の問題以外にも、私が支援ができるケースだと判断しないとお引き受けしないと事前に伝えているのもあってか、すごく緊張されているかたもいました。

 

『いや、私にそんな緊張なんかしないでください…。
プライベートではアメトーークの運動神経悪い芸人にでられるくらいの運動音痴なんですよ、私…。
走らせたら進撃の巨人の奇行種と間違われるんちゃうかと思うくらいなんで、そんな、どうか私に緊張せんでください』

…と思いつつ。

 

支援を受けるとなった場合、私との相性が合わないと、結果的にやらないほうがよかったとなることがあるので、お引き受けするかどうかの判断はめちゃくちゃ慎重な私です。

毎月の支援料をいただくのも、毎月980円で受けられるサブスクです!とかだったら希望されたかたみなさんどうぞ~って言えますが、正直自分が逆に支援を受ける側やとすると、決して安くない金額やと思っています。
無理に家計から支援料を捻出して頑張ってるのに、カウンセラーと相性が合わなかったらうまくいくものもいかない…なんてこともあるし、MIKURU・MIRUの支援で目指したい姿を理解していただけてないと、どうしても不安や不満が出てくることもあるだろうと思うので、一度山下という人間を知ってもらってから決めてもらいたいと思っていますし、私も親御さんのことを知った上で全力で支えられそうか?と判断させていただいてます。

 

支援を受けてくださった方からは、
「ずっと料金面でどうしようかと悩んでたけど、やってみて、ここまで支えてもらえるとは思わなかった。なんだこれ、コスパよすぎて何でもっと早くやらなかったんだと思いました」
みたいなこともよく言われますし、正直自分としても、コスパはめちゃくちゃいいと思ってます。

胸をはって、支援中のご家庭に全力をぶつけてるといえるし、熱量が伝わっていたら嬉しいなと思ってます。

 

そんなMIKURU・MIRUの支援を今年から受けてみて、不登校や母子登校を乗り越えたご家庭もあれば、乗り越えるために取り組み中のご家庭もあります。

復学ということだけを結果としてみるならば、今年の復学率は6~7割といったところです。

しかし、復学以外のところで、親子の関係性がよくなったり、お子さんの成長がみられたり、親御さん自身の変化や自己理解や支えが得られたことでの心の安定…といったカウンセリングの効果が得られたとお答えいただけるのではないかと思っています。

 

『山下先生を信じてよかった』
『山下先生が時々自分の親なんじゃないかと錯覚することがあります。』
『私のこころの中に、内なる母・母性として、山下先生がいます。どんな自分であっても、大丈夫やで。出来てるで。成長してるでと、受け止め、応援してくれてるって思うんです。そう思うと心が温かくなるし、頑張ろうと思えるんです』

というようなことをお話してくださった方もいました。

 

自分がいま、家庭がいま、どんな状態なのかがわからない。
どこに向かえばいいかもわからないし、なにが正解かもわからない。

そんな状態から、支援を受けて、

今いるところがどこなのか。
なぜそうなったのか。

ということを認識して、冷静さを取り戻していくと、

 

ある人は『子どもの母子登校で失われた社交的な私が戻ってきた』と言い、

ある人は『子どもの不登校で失われた子どもを心からかわいいと思う私が戻ってきた』と言い、

ある人は『本心では子どもに私の人生を返してほしいと思っていた自分を見つめ直し、子どもを愛せないと思いこんでいただけで愛はすでにあったと気づいた』と言いました。

 

支援を受けた家庭1件1件にドラマがあり、私はそんな家庭と向き合い、お母さんたちの心の傷や、ドロドロや、苦しみを一緒に味わい、来年の今頃には笑っていられるようにと願いながら支援をしました。

 

振り返れば、今年の支援者生活は妊娠をしてしんどかったときもありました。

60時間の分娩で、陣痛の合間を見ていただいた親子会話に返事をしたり、産後2ヶ月で支援者として復帰したりと結構大変だったかもと思いつつ、そのときはとにかく夢中で、なんとか支援中のご家族を支えたいという気持ちでいたなと思います。

びっくりするほど運動音痴やけど、人の気持ちを想像し、理解しようとして、寄り添いたいと思いがむしゃらな毎日だったのは自分らしいわと思います。

来年も、支援を受けてみたい。山下先生に賭けてみたいんてすと言ってくださったご家庭を全力で支えたいと思います。

 

それでは、今回はこのへんで終わりたいとおもいます。最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさま、よいお年をお迎えください✨

 

親まなびアドバイザー まいどん先生(公認心理師)

 

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