共感力が高い親御さんが陥りがちな先回り対応
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
まいどん先生こと山下真理子です(*'ω'*)
LINEやstand fmなどで、「ブログ見てます」「ラジオ聴いてます」というお声をいただき、本当にありがたく思っております。支援ご卒業された方からも「ラジオ聴いてますよ~」とご連絡いただくことが増えて、ついでに「その後うちの子はこうなりましたよ!」と近況報告をいただくのですが、「ああ、支援者やっててよかったなあ」としみじみ思います(*^_^*)
子どもの表情ひとつで何を求めているかがわかってしまう
今回は、求められていないアドバイスはしないということをテーマに記事を書かせていただこうかと思うのですが、お子さんが…
・「はあ…」とため息をついた時に何となくのため息の理由がわかってしまう
・イライラしている様子を見ると何となくの原因がわかってしまう
・「うー…」と悲しそうにしていると、何を考えているかがわかってしまう
こういう方、いらっしゃいませんか?
「あるある!」と思われた方がいらっしゃったら、実は要注意です(´・_・`)
特にお母さんは、子どもの様子をお父さんよりもわかってしまう生き物。何も言わなくても、表情や雰囲気をみればどういう心境なのかや求めていることがわかってしまいます。
しかし、その観察力や共感力の高さが、実は子どもの自立の妨げになってしまうことがあります…。
「ママ、お茶」と言われたらどうしますか?
このようなやりとりが日常化しているケースは要注意です。
「お茶」とは言われましたが、「お茶をいれてほしい」なのか「お茶が美味しい」なのか「お茶はもう飲みたくない」なのかは、具体的に口にしないと本来わからないことです。
しかし、共感力の高い親御さんは『お茶をいれてってことね』と判断して、お茶をいれてあげてしまいます。
こういうやりとりを単語会話といっているのですが、単語会話が日常化すると、子どものコミュニケーション能力が育まれません。
それどころか、友達にも単語でなんとか自分の想いを伝えようとしてしまい、それがうまく伝わらなくて「友達怖い…自分をわかってくれない…」と悩ませてしまいやすいです。
そのため、このような単語会話は避けて、
と聞いてあげて、
まで言わせてあげるのが理想的です。
また、それ以前に子どもの様子を見て「本当はこうしたいんでしょ?やってきなよ」「食べたいんでしょ?いる?」など子どもが自分の気持ちを言えずにいるのを察して助け舟を出す方も多いです。
時にその対応が必要な場面もありますし、お子さんの特性や性格によっては、むしろこういったサポートが必要な場合もありますが、
たどたどしくても、時間がかかっても、自分の口で自分の気持ちを言葉にできたという成功経験をつませてあげることが大切なのではないかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
家庭教育のまなびと実践をされている親御さんから、よく「わたしは子どもにおもてなしをしてたんですね」「親が子どもに接待をしちゃってました」というお言葉をいただきます。
確かに子どもが不快にならないように毎日を過ごさせることが目的ですと、ついついおもてなし的な対応になりがちです。
しかし、それでは子どもの自立・自律心がはぐくまれないことが多いです。
そのため、親御さんはあえて鈍感になったふりをして、子どもが「自分の気持ちを察してもらうの待ち」にならないようにしていくとよいかと思います。
「ひとりでできることはひとりで」というテーマはかんたんそうでとても難しいですが、こつこつと積み重ねてみていただくと、きっとあなたのお子さんはもっともっとのびていくでしょう(*^_^*)
stand fmもあわせて聴いていただけると、よりご理解が深まるかと思います(・ω・)ノ
・#37 求められていないアドバイスはしない
・#49 親は何も言わず任せる…もしかしてその対応、飛ばしすぎかも?!
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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