比較はやめよう
冬休みに入りました。
みなさんのお子さんの元には、サンタさんがやってきたでしょうか?(*^_^*)
子どもの評価は減点方式?加点方式?
よく、夫婦について解説されている書籍では、「女性は男性に対して減点方式を採用する」ということが書かれてあります。
付き合い立ての頃は、「こんなこともしてくれるの?すき!」と加点方式で相手をキラキラした目で見ていたのに、いつの間にか…
…などと減点方式に…という方はいらっしゃいませんか?
子育てにおいても、子どもが生まれたての頃は、加点方式で、「げっぷができてえらいねぇ!」「ハイハイしてえら~い!」「たっちしてえらい!」「ご飯食べてえらいね!」など、出来たことに喜びどんどんお母さんのキュンキュンポイントがたまっていっていたのに、お子さんが大きくなるにつれて…
…と減点方式になっている方はいませんか?
なぜ、こんなふうに減点方式になってしまうのか?それにはわけがあります。
よその子育てやよその子と比較していませんか
子育てをしていて「つらい」「楽しくない」「出来ないところばかり目につく」と仰る方の多くは、何かと・誰かと比較していることが多く見られます。
「○○さんのご家庭はいつも毎週末おでかけしているのに」
「○○くんは小4で塾に行きはじめて受験するらしい」
「△△さんのご家庭はキャンプが趣味でいつも仲がいい」
「□□ちゃんはピアノが上手でコンクールで優勝したらしい」
…と、子育てをしていると、あちこちから色んな情報が耳に入ります。
そして、次第に不安になるものです。
…と、周りのお子さんとわが子を比較して、「この子の長所って?」「良いところって言われても、あの子みたいに長く習い事とかしてないし…」など、出来ていないところばかりが目についてしまいがちに。
大事なのは過去のわが子と比べること
これはご自身においてもそうです。
お子さんに厳しい目で見てしまう親御さんの多くは、ご自身にも厳しい方が多いです。
実際に私の支援を受けていただいている方の多くは、ストイックな方が多く、お子さんに対しても「これくらいは出来て当然」と求めるハードルがめちゃくちゃ高かったりします。
「うちの子は全然だめで…」というご家庭ほどお子さんのポテンシャルは高く、実際に能力も高いことが多いです。
「その学年だとこれくらいが平均ですよ。お子さんのそういう面はかなりすごいことなんですよ」とお伝えするとびっくりされることも多く、その理由は減点方式であり、出来ていないところばかり目についていて、出来ていないことを埋めようとする関わりが多いです。
不思議なことに、子どもの長所に対しては「それくらい出来ていて当たり前」で、あえて褒めることもないし、「これが出来るのはすごい」とも思えない方が多いのです。
そういったケースには、「過去と比べましょう。1年前はこうでしたが、今はこうですよね」とお伝えするとハッとされることが殆どです。
また、親御さん自身ご自分の変化にも厳しくジャッジしてしまいがちなので、「過去のご自分と比較して、出来たところは認めてください。自分に出来ないことは子どもや他者にもうまくできないです」とお話することもあります。
まとめ
誰かと比較しても、キリがありません。
隣の芝生は青く見えるもので、相手の良いところはたくさん見えても、自分のよさにはなかなか気づけないものです。
子どもを誰かと比較しがちだったり、減点方式になりやすい親御さんは、親御さん自身が自分を誰かと比較し、減点方式になっていることが多いです。
子どもは親の合わせ鏡のようなもので、親御さんがご自分を認められずにいると、子どももそうなってしまうこともあります。
子どもが周りに褒められたのに、「でも、ぼくはこれが出来ないから…」「私、そんなにうまくないもん…」とうれしくなさそうにしていたら、なんだか心配ですよね。
素直に「ありがとう!うれしいな」と言えたほうが、親としては安心ですよね。
まずはご自分にストイックになりすぎず、減点方式になるのをやめて、自分にOKを出していくことが楽しい子育てのコツといえるのかもしれません。
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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