夏休み前からはじまった母子登校。
『2学期中には乗り越えられるかな』
そんな風に考えて毎朝付き添ってきたけれど、一向に解決までの光や希望が見えない…
そんなお悩みを抱えておられませんか?
こんにちは!まいどん先生です。
家庭ノートの添削、YouTubeの動画編集、家庭教育啓発用新たなマンガ制作、Instagram用イラスト作成…と、毎日パソコンに向き合う毎日なので肩こりがひどいです 🙄
夜には眼精疲労から頭痛と吐き気が…という日々ですが、それでも『ブログを読んで救われた』『動画が勉強になった』『イラストがかわいくてほっこりした』というお声をいただくと「よし!もうちょっとがんばろう!」と奮い立たせてもらっています! 🙂
いつも応援してくださっている皆様には感謝しかありません 😀
さて、今回は『母子登校 やめたい…』そんなお母さんに向けた記事になっております。
どういった経緯で母子登校になったかはご家庭によって様々だと思いますが、ながく支援をしていて言えるのは
『どうしてもしんどい日は休むのもあり』
ということです。
『えっ、母子登校解決を目指したいのに休むの?』
と思われるかもしれません。
母子登校を経験されているご家庭は『親が無理に子どもを引っ張って連れて行く』ケースのみではなく『子が「学校には行きたい」と言うので仕方なく母子登校をしている』ケースもあるということ。
毎朝子どもに付き添って学校に行って、1日中学校で過ごすつらさは母子登校を経験された方にしかわかりません。
子どものクラスメイトに
「○○ちゃんはどうしてママと学校にきているの?」
なんて言われたら、「なんでだろうね、いま頑張ってひとりで行けるように練習しているから応援してあげてね」と無理やり笑顔をつくって返すので精一杯。
子どもと帰宅し、ふとひとりになればクラスメイトに言われた言葉を思い出し
『そんなの私が聞きたいよ!なんでうちの子はひとりでは行けないの!もうつらい、投げ出したい!』
と涙があふれてしまう…ということもあるかと思います。
一時的に頑張りを続けるというのはいいと思うのですが、私がなによりも危惧しているのは
母子登校から抜け出せないつらさでお母さんが壊れてしまうのではないか ということです。
実際、初回のインテークカウンセリングで母子登校のご相談をいただいていると、お母さんの
・お声に元気がない
・疲れでご自分の感情が分からなくなっている(麻痺している)
・思考がまとまらず整理できなくなっている
ということがよくあります。
そのような状態で無理な頑張りを、しかもいつ終わるか分からない母子登校を続けていたらどうなるでしょうか。
どんなにメンタルに自信がある人でも、『こんなに苦労が報われないことなんて今までなかった。自己肯定感も自信もすべて崩れていった』とおっしゃることもあるくらいです。
どうしてもしんどい日は、本当につらい日は1日だけお休みしてみてもよいかもしれません。
『でも、子どもにはそんな親の様子を見せちゃだめですよね?』というご質問もいただきますが、私の回答はNOです。
親だって人間です。
完璧ではありませんし、ロボットでもありません。
母子登校で疲れてしまったお母さんの様子を見ることで、お子さんに『母子登校を乗り越えたい』と思うきっかけを与えるかもしれません。
実際、過去の支援では母子登校を続けていて具合が悪くなり入院をしたお母さんが居ました。それまでお父さんと学校に行くことを提案しても激しく拒否をして無理だったのに、入院をしたお母さんを見て「お父さんと学校に行く」と決心できました。
そしてなんと、父子登校5日目には「もうひとりで行ける」と言い出したのです。
これはあくまでもひとつの例なので、どのケースでも当てはまるとはいえませんが、そんなケースもあるということを知っていただければと思います。
母子登校は出口のないトンネルと思っておられる方がいるかもしれません。
しかし、母子登校を乗り越えられたケースはたくさんあります。
母子登校解決をめざす全ての親御さんに向けて、これからも情報発信をしていきたいと思っております。
この情報が、どなたかのお役に立ち、そして状況が好転していくことを願っています。
最後までお読みいただき ありがとうございました! 🙂