感謝のお手紙をいただきました
先日、当時小学校2年生の男の子の母子登校をきっかけに支援を受講された親御さんから、お手紙をいただきました。
※ブログ等へのお手紙掲載および支援状況のシェアについて親御さんの許可もいただき、ブログに載せさせていただきます 🙂
小学2年生 男の子 母子登校からの復学(総支援期間1年3か月)
不登校や母子登校は夏休み明けからはじまった
「担任の先生が苦手」
このような理由で行き渋りがはじまるお子さんは珍しくありません。
ほかにも、「給食がいや」「席が一番前じゃないからいや」「算数がいや」「通学路がいや」…など、学校に行っていれば、誰しも一度は「だるいなぁ」「いやだな」と感じることがあるかもしれない理由です。
愚痴としてこのように発言する…ということはどのご家庭でも見られる光景かもしれません。
しかし、実際にそこから学校を休み続けてしまう…これは親御さんにとってかなりつらい状況です。
多くのケースでは、親御さんは子どもの言う「学校に行きたくない理由」を何とか解消しようと取り組まれるのですが、実はそれで登校が安定するケースは珍しいです。
給食の問題が解決しても、次に「席がいや」と言い、席の問題が解決してもまた次…
このように、子ども達は色んな「学校に行きたくない理由」を口にします。すべてを解決しても、また新たな「理由」が発生してしまう…。
親御さんがどんなに頑張っても結果につながらず、不登校期間は長くなっていく…というケースを私はこれまでの支援でたくさん見てきました
親子の関わりで悪循環を抜け出す
お手紙をいただいたご家庭の親子の関わりが特別というわけではありません。
むしろ、どのご家庭でも多く見られるような関わりだったといえるかと思います。
しかし、お子さんの性格は十人十色です。
たまたま、そのお子さんに合わない関わりが続いていたり、お子さんが環境への反応の部分で誤学習をしてしまって、「学校が怖い」という気持ちが膨らんでしまっているのが原因でした。
・誤学習はどこで起きているのか?
・親子の関わりのどの部分が悪循環になっているのか?
・そのお子さんが自立していくためにはどのような関わりが適切か?
このようなことを分析させていただき、親御さんとともに仮説を立て検証していきながら、『我が家オリジナルの家庭教育』のカタチを一緒に作っていきました。
支援卒業後も色んな困難を乗り越えられるように
MIKURU・MIRUの支援では、
支援初期
・専門家の分析とアドバイスにより「子どもが学校にひとりで行けるようになる」「問題行動が減る」
・親御さんはこの時点ではご自身で状況分析や判断が難しい
・補助輪付きで自転車に乗っている状況
支援終了時
・専門家に頼らなくても「子どもが学校に行き渋っても落ち着いて関われる」「過干渉としつけのラインはどこかを意識しながら関われる」
・次第に自分で分析や判断ができるようになる
・補助輪なしで自転車に乗っている状況
たった1年ほどでこのような変化が見られます。
今回いただいたお手紙の中で、「場面場面での対応の仕方がわかった」「何が過干渉でどこからがしつけかが分かった」「困る状況の時にどのように考えればいいかが分かった」「この先迷っても自分で判断出来るようにアドバイスをもらった」と書いていただいた部分がありました 🙂
「母子登校が解決したから支援卒業」ではなく、大事なのはその先だと私は考えています。
補助輪つきで自転車に乗れても、補助輪なしで自転車に乗れなければ、ずっと補助輪に頼らざるを得なくなってしまいます。
子どもはどんどん成長し、小学校低学年の頃にはなかった悩みがでてくることもあります。
そんな時に、過去の支援で身に着けていただいた「親自身が自分をカウンセリングできる力」や「問題解決のための思考や方法」があれば、どんな困難がやってきてもご家庭の力のみで解決できるからです。
このご家庭は、私が独立後MIKURU・MIRUの支援を3か月だけ受けていただきましたが、すでに上記のスキルは身についておられたため、おさらいの3か月でした(*^_^*)
支援をご卒業されてからも、色んな親御さんから節目節目で「いまこんな感じです」「こんなことに悩み、こういうふうに取り組んでいます」「子どもはこんなに成長しました」とお手紙やメールなどをいただきます。
一度ご縁があって支援を差し上げたからには、この先もずっと応援し続けるという決意でサポートさせていただいています。
「支援ご卒業後も何かあればふらりと立ち寄って相談できる。困った時には頼れる場所がある。」
そんなふうに思っていただけているのがとても嬉しかったです(*^^*)
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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