感謝のお手紙をいただきました
小学校1年生の男の子の母子登校をきっかけに支援を受講された親御さんから、お手紙をいただきました。
ブログ等へのお手紙掲載および支援状況のシェアについて親御さんの許可もいただき、ブログに載せさせていただきます(*^^*)
小1 男の子 母子登校を2か月で克服
家庭生活と学校生活のギャップが原因で母子登校がはじまった
このケースでは、夏休み明けから母子登校がスタートしました。
夏休み中の親子のやりとりを拝見しますと、
・毎朝お母さんがお子さんを抱きかかえて起こしていた
・毎日、ほぼ1日中お母さんはお子さんの遊び相手をしていた
・夏休み中、お子さんとお母さんのスキンシップ量がかなり増えた(お母さんのおっぱいを触ることが多くなった)
・親がお子さんの代わりに夏休みの宿題を半分以上手伝った
・(お父さんは単身赴任中)
このようなことがわかり、身体年齢と精神年齢の差を感じました。
夏休み中、ほぼ毎日お母さんが付きっきりで関わってこられたとのことで、夏休み明けにいざひとりで学校に行こうと思うと怖くなってしまった様子です。
このケースではすでに愛情はたっぷり注がれてきていますので、母子登校中のご家庭に言われがちな「愛情を注いであげて」という対応は逆効果と判断しました。
ですので、「小学1年生だったどこまではひとりでできる?」ということをお母さんに考えていただき、お母さんの想像する「小1だったらこれくらいはできるよね」と、現実のお子さんの差を見つめていただきました。
お母さんも「こんなにも差があったなんて」と驚かれておりましたが、なぜお母さんがこんなにも頑張って(頑張りすぎて)お子さんと関わろうとしてしまうのか?という根っこの部分についてカウンセリングを行っていきました。
そうすると、お母さんは「過去に自分が親にしてもらえなかったことを、子どもにやって満足している自分」がいることに気づかれ、「私は子どもの頃、親に構ってもらえなくて傷ついていましたが、うちの子の場合は、私とはスタートが違ったのですね。子どもの自立心を育むこととは真逆の自己満足の対応になっていました」とおっしゃっていました。
その気づきを得られてから、お母さんの変化はとても早かったです。
親御さんがご自身を理解することが大事
このケースでは、「過保護がだめとわかっていてもやめられない」ことが親御さんの課題であったため、上記のように「なぜ過保護になってしまうのか」を毎週一緒に掘り下げました。
その理由がわかることで、親御さんが子どもに過保護にかかわれないことへの「不安」を持つことがなくなりました。
お子さんに過保護にしてしまう理由は、「かつての自分と同じ寂しさを持たせてしまうことへの不安」だとわかると、お母さんは「子どもと親とは別人格」と受け入れられるようになったと言いました。
世の中にはたくさんの子育てテクニックや心理学であふれていますが、その学びと実践の前には、こういった「親御さんによるご自身の理解」が必要なケースはかなり多いです。
まだこのケースは支援開始から間もないため、きっとこれからも色んなことが起こると思われますが、きっとこのお母さんであれば乗り越えられると信じています。
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!(*^^*)
親まなびアドバイザー まいどん先生
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