支援者としてすごす毎日。月曜日の朝のこと

支援者としてすごす毎日。月曜日の朝のこと

ブログをお読みいただきありがとうございます!

MIKURU・MIRU代表 公認心理師の山下です。今回は、私が日々支援者をしていておもうことを書かせていただきます。

 

週明けはいつもピリピリ

一週間のうちでもっともスマホの通知が賑やかになるのは月曜日。

「子どもが行きたがらなくて仕方なくついていったけど道の途中で三角座りをして動かなくなりました」

「付き添い登校中、子どもを引っ張りましたし、軽く手をたたきました。」

「雨がふっていて、体育を楽しみにしてたので行き渋りました。だめとわかりながらも自分をコントロールできない自分が嫌いです」

「子どもが一番苦しんでいるはずなのに、私は悲劇のヒロインみたいになってます。すぐに諦めて、違う道を探そうとしてしまっています」

「子どもを信じられない。甘えなんじゃないかって。昨日は行くっていったのに。行くと決めたのは本人なのに、いざとなってギャン泣きです。どうしたらいいでしょう…」

…などなど。

 

月曜日の朝はとくにオフィシャルのほうのLINEがぴこんぴこんと鳴ります。

ひとつひとつ確認をして、どなたからお返事すべきかを選択し(お母さんの出勤時間が迫っている…などタイムリミットがあるご家庭もあるので)お返事して、こうしてみましょうかーとか、大丈夫ですよーとかやりとりをしていくうちに、親御さんも冷静さを取り戻していかれます。

 

パニックになって、普段の育児子育てのストレスが爆発して、子どもに言っちゃいけないようなことを言っては自己嫌悪に陥り、ますます子育てがしんどくなっていたのが、支援をうけて支援者とつながることになり負のループがストップする。それだけでも支援として価値があるのかもしれないなと思うこともあります。

子どもにブチ切れてしまう親御さんはマルトリートメント(適切でない親子の関わり)を受けていた可能性が高く、否定的な言葉に敏感な親御さんが多い理由の一つです。

指摘ばかりではなくて、できてるよ。大丈夫。安心してねと言い続けることは大事です。誰だって自分のしんどさ大変さを理解されたいし、わかってもらいたい。

頑張ってるねのひとことで十分なときもある。

ど根性論ではつぶれてしまうこともあるのだということを、まずは親御さんが知り、子どもにも優しく声をかけられるようになってほしいなと思いながら、今日も私はカウンセリングやLINEや家庭ノートのお返事をしています。

 

それでは、今回はこのへんで終わりたいとおもいます。最後までお読みいただきありがとうございます。

また次回のブログにてお会いしましょう 🙂

まいどん先生(公認心理師)

 

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