子どもを褒めるのってむずかしい
子どもが描いた絵、どうやって褒める?
この前、朝のテレビ番組を見ていると、こんな話題で討論がなされていました。
「子どもが描いた絵、どうやって褒める?」
実際に子どもが描いた絵は、パッと見ただけでは何を描いているのか理解するのが難しいことも多く…正直なところ、「なんだこりゃ?」というものもありますよね(;^ω^)
それでも子どもが頑張って描き、「ママ、見て見てー!」なんて笑顔で持ってきたら、なんとかして上手く褒めてやりたいと思うのが親心だと思います。
それでもなかなか良い褒め言葉が見つからず…
「凄いね!」「えらい!」「上手だねぇ」
という言葉に頼りがちなお母さんが多いのではないでしょうか?
実際、そのテレビ番組内でも、ついついこういった抽象的な褒め言葉を使ってしまうという方ばかりでした。
しかし、その中でキラリと光る回答をしていた芸能人の方がいらっしゃいました。
その方は、「私はまず、頑張って描いたんだねと声をかけるようにしています」と話していました。
褒め方を工夫してみよう
これは家庭教育の面から見ても、とても良い声掛けだといえます。
子どもが取り組んだことに対して、できた、できなかったに限らず、まずはその子なりに頑張った成果を見せてくれたことを認めてやることはとても大切なことです。
他に私が思いついたレパートリーとしては…
・たくさんの色があって綺麗だね!
・この描き方、ママには思いつかないなぁ~!
・ここにこの色を使うのはセンスあるわ!
などなど…色んな視点から子どもの絵を見て、具体的な感想を言ってあげるのがおススメです(・ω・)ノ
慣れるまでなかなか難しいかもしれませんが、お子さんも「ママ、私の絵をよく見てくれてるなぁ♪」と喜んでくれると思います。
また、小学生くらいの子どもは、お手本通りに描けているかどうかが上手い下手の基準になっていることが多いです。
お子さんには、お手本通りだから上手、お手本通りにできてないから下手という判断をせず、「お手本通りには描けなかったけどこんなにたくさんの色を使って描けた!」「自分なりに工夫して頑張って描けた!」ということを大事にしてもらえるようにしたいところです。
本人なりのこだわりや考えがあると思って作品を見てみよう
中学生くらいのお子さんを持つ親御さんから多いお悩みのひとつは、「なんか…うちの子の絵が暗いんです…」というもの。
眼帯をしていたり、目から血が出ていたり、腕がなかったり、泣いていたり…大人が見ると「えっ!なんか悩み抱えてる?!」と不安になることもあるかと思います。
確かに、気持ちが沈んでいたり悩みがある場合、暗い絵を描きやすかったりもするのですが、中二病といいますか、そういう時期、という場合もあります…(´・_・`)
そういう時期の場合は、「あっ、そういう時期よね、うん」と思って深読みしないのもひとつです。
…というのは半分冗談で、アイデンティティが確立されようとする時期で、色々な悩みを抱えたり不安定になりやすい時期なので、絵が暗くなってしまうことがあるのは自然なことでもあるかなと思います。
もちろん、お子さんによってはSOSを出しているケースもありますので一概には言えませんが、ケースによっては過剰反応をされると子どもが親に描いた絵を見せてくれないこともあるので気をつけたいですね。
また、絵のケースに限らず、このように「物事をあらゆる方面から観察し、良いところを見つける」という力は、お子さんの「僕はこれが出来ないからダメだ…」というものを減らし、自尊心を高めることにも繋がりますので、親御さんにはぜひ身につけていただきたいです。
はじめはぎこちなさがあるかもしれませんが、慣れてくると自然に言葉がでてくるものですよ(*^_^*)
もし、「あのときどう褒めれば良いか分からなかったなぁ」「なんて声をかけるのがベストだったんだろう…」等ございましたら、お電話のカウンセリングや家庭ノートにて「こういうのどうでしょう?」と私も一緒に考えますので、遠慮なくご相談くださいね。
それでは、今回はこのへんで終わりにしたいと思います!最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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