もうすぐ新年度がはじまります。
『うちの子、ちゃんと小学校に行けるかな…』と不安に思われている方はいませんか?
小学校入学までに身につけておきたいスキルとは
4月からのお子さんの小学校入学に対し不安を強く感じているお母さんは、現在お子さんが幼稚園や保育園を行き渋っていることにお悩みの方が多いのではないかと思います。
『幼稚園にはなんとか通えているけど…小学校でもちゃんとやっていけるのかなぁ…』
『幼稚園卒業で大好きな○○先生とお別れになるけど、新しい小学校の先生との相性はどうだろう…』
そんなことを不安に思われている方も多いのではないかと思います。
4月は親も子もドキドキの月
小学校入学後、担任の先生をはじめ学校はいかに子どもたちが早い段階で新たな環境に慣れるかや、安心して通えるかを意識したカリキュラムにしてくださっているはずです。
新しい環境でもへっちゃらな子もいれば、少し時間がかかる子もいます。
しかしまだこの年齢でしたら生まれ月によってもかなりの差が出る時期。
『学校が怖い…』『ちゃんとできるかな…』という不安を口にすることがあっても、親はまずは共感的な姿勢で話を聴いてあげることが大切です。
そして、『いきなり環境が変わって不安なのは当たり前』という視点で関わってあげることで、親の気持ちは安定しやすいでしょう。
お母さんが不安そうな表情で毎日を過ごしていると、子どもにも影響が出ることもあるので気をつけたいですね。
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小1プロブレムを知っておこう
小1プロブレムとは小学校に入学したばかりの1年生が、
・集団行動がとれない
・授業中に座っていられない
・先生の話を聞かない
…等、学校生活になじめない状態が数か月続くことです。
また、小1プロブレムの発生理由について、主に以下のような理由が挙げられています。
・児童に自分をコントロールする力が身についていない
・児童の自己中心的傾向が強い
・家庭内におけるしつけが十分でない
・幼稚園・保育園と小学校のギャップの差が大きい
小学校の環境への不適応を起こしている児童が多い学級では、小1プロブレムが発生するということになります。
もちろん発達については個人差があって当然の時期ではありますが、今のうちに小学校入学に向けて家庭内でできることを取り組んでみましょう 🙂
小学校入学に向けて家庭内で出来ること
・45分座って何かに取り組む練習をしてみる
・給食のようにワンプレートで食事を食べる
・30分程度でご飯を食べ終える練習
・名前を呼ばれたら『はい』と言える
・『小学校はこんなところ』とお話をしておく
このようなことに取り組んでみるとよいかと思います。
ポイントは、極力家庭生活と学校生活のギャップの差を大きくしないということです。
おうちで出来ることは学校でも抵抗なく取り組みやすいので、これからの時期、幼稚園年長さんのお子さんに対しては家庭内でも小学校生活を意識させるような過ごし方をさせてみましょう!
まとめ
最後にひとつ大事なこと。
「年齢相応の自立心を育もう」ということです。
小学生になるのに、親御さんがお子さんを赤ちゃんのように扱ってしまうことで、お子さんが精神的に幼くなってしまうということがあります。
幼稚園年長さんならばその年齢相応の、小学1年生ならばその年齢相応の関わりを親は意識していきましょう。
具体的には、「すでに自分ひとりで出来ることなのに親が先回りして子どもの代わりに何でもやってあげない」ということです。
「自分でできることは自分で」ということに意識してみてくださいね。
いかがだったでしょうか。
新しい生活のスタートは、ワクワクと同時に不安もいっぱい。
春からの新生活に向けて、今から出来ることに取りくみ、親も子も4月からよいスタートを切れるようにしたいですね。
それでは、また次回ブログにてお会いしましょう!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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