頑張りを『足さずに引く』子育て

頑張りを『足さずに引く』子育て

母子登校や不登校に悩むお母さんの心の声

また子どもに怒鳴ってしまった

また子どもに過干渉してしまった

また子どもに過保護にしてしまった

また子どもに手をあげてしまった

 

こんなにも頑張っているのに 変化が見られない

もっと頑張ればいいの?どうしたらいいの?

「頑張らないで」なんて言われても、だって私しか頑張れる人はいないじゃない。

 

中途半端なアドバイスもいらないし

うちはうちの考えでやってるんだから余計な口出ししないでほしい

「そのうちひとりで行きだすって~」

なんて、学校に行けているからそんなこと言えるんだよ

私のしんどさなんて知らないくせに

 

もう見捨ててしまいたいくらい

でもそんなことできない

 

自分の「頑張り」に気づいていますか?

こんにちは!MIKURU・MIRUのまいどん先生こと山下です 🙂

日頃、母子登校や不登校などのご相談をいただき様々な親御さんのお話を聴いていると、上に書いたようなお声をたくさん耳にします。

 

きっと、いま母子登校や不登校などに悩まれている方の中で、

「そうそう!私、まさにこれ…!」

と思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

先日このようなツイートをしましたら多くの方が共感をしてくださいました。

 

 

「山下先生。息が苦しいです」

「胸がつまった感じが取れなくなりました」

「先日救急車を呼んだんです」

特に母子登校で悩まれているケースの支援をしていると、このようなお話を聴くことが増えました 😥

 

頑張ることが当たり前になると麻痺してしまって、常に頭も体も臨戦態勢。

寝ても覚めても疲れが取れない。いつも眠い。考えがまとまらなくなる。寝れなくなる。痩せる…など、母子登校が長期化すればするほど、お母さんがつぶれてしまいやすいです。

 

「なんか最近イライラして自分を抑えられないな」

「何もしていないのに急に涙が出てくるな」

もし、上記のような状態にある方がいらっしゃったら、かなり赤色にちかい黄色信号だと思っていただいたほうがよいと思います。

 

ですので、「もっと頑張らないと!」ではなく、「頑張りすぎたんだ」ということに気づくことが大事なのではないかと思います 😥

 

頑張りを「足さずに引く」

母子登校や不登校に悩まれている親御さんのお話をお伺いしていますと、「頑張りすぎ」な方がほとんどです。

子どもが困らないようにと一生懸命声掛けをされていたり、宿題をする時は常にそばにいて教えてあげたり、お風呂や歯磨きが嫌いな子に「どうやったら毎日ちゃんとこなしてくれるだろうか」とあれこれ工夫したり…

支援を受けていただいている方に最初取り組んでいただくのは「足す」ではなく「引く」です。

多くのケースは、お父さんやお母さんが頑張りすぎてしまって、お子さんが親御さんに対して依頼心を高くもってしまったり、「ちゃんとさせよう」としすぎて声掛けの多さに親子喧嘩になりやすい状態になっています。

頑張りを足せば足すほど、実は複雑に絡んだ糸のようになってしまって、家庭教育の見直しをするにも「どこから手を付ければいいんだろう」と悩まれてしまう方が多いです。

そして実際、アドバイスを差し上げると、「えっ!そんなんでいいんですか?!」と驚かれる方もいらっしゃいます。

 

頑張りすぎると救急車を呼ばないといけないくらい体が悲鳴をあげたり、病んでしまうこともあります。

私は、絶対にそのような状況は避けていただきたいと思っています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

「肩の力をぬけ」と言われても、頑張り癖がある方にとってはそれすらも大変だと思います。

ですが、もし、上記のような身体症状や心のしんどさがある場合は、一度「私は頑張りすぎたのかもしれない」と冷静にご自身を振り返ってみていただきたいと思います。

親御さんがつぶれてしまっては、お子さんの不安が強くなってしまったり、ご家庭全体が暗くなってしまうこともあります。

ですので、時々定期点検的な感じで「いまの私がんばりすぎてないかな?」と振り返るようにしてみていただければ嬉しく思います。

 

それでは、今回はこのへんでおわりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

親まなびアドバイザー まいどん先生

 

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