子どもが布団からでてきません…
ブログをお読みいただきありがとうございます!今回はそろそろ皆さんが悩まれる「朝起こし」をテーマに記事を書いてみたいと思います。
寒いと朝起きるのがつらい!
ここ最近、朝の気温がグッと下がり、いよいよ本格的に冬がやってきたなと感じさせられるようになりましたね。
毎年、このくらいの時期から
というご相談が増えます。
元々「学校に行きたくないな」という気持ちを強く持っている子は、寒くて布団から出たくないという気持ちも相まって、ますます体を起こすのが億劫になります。
ここで「頑張って行くかぁ」と切り替えて動けるか、それとも「今日はもういいや」と休んでしまうか…。
できれば親御さんとしては、頑張って行く選択をして欲しいものですよね。
皆さんは、朝、お子さんをどのように起こされていますか?
階段下から子どもの部屋に向かって大声で叫んで起こす、子どもの部屋に直接声を掛けに行く、子どもの体を揺すって起こし布団を剥ぎ取る…などなど。
「早く起きなさい!」「もうそろそろ起きないと間に合わないわよ」「ご飯食べないの?!」「お母さんもう知らないからね!(と言いながら何度も声を掛ける)」といったものが多いかと思います。
その際、子どもから「もう!うるさいなぁ!」「分かってるって!今起きるから!」「ほっといてよ!」と反発をされることはないでしょうか?
朝起きてすぐは、まだ脳が活発に働いておらず、理性よりも感情が勝ってしまいがちです。
眠気もあるが故に、余計にイライラしてしまい、その結果「今日はもう学校行かない!」に繋がってしまうことも少なくありません。
声かけが多いとお互いイライラしちゃう
朝は親御さんも朝ご飯の準備や仕事の準備、掃除、洗濯などで忙しく、バタバタしているご家庭がほとんどですよね。
そこに、子どもの寝起きが悪くスムーズに起きてこないと、親御さんはイライラしてしまい、
と、嫌味や更なる声掛けをかさねてさらに親も子もイライラ…となっていることが多いです。
親御さんとしては、子どもが学校に遅刻しないようにと起こしているだけなのに、反発をされたり、遅刻したり休んだりしてしまうととても悲しいですよね… 😥
そうならないためには、どのような声掛けをするのがポイントかといいますと…
「必要以上に干渉せずシンプルに」です。
拙著でも書かせていただいていますが、「おはよ~朝だよ~」などの声掛けが当たり前のご家庭のほうが、「時間のみの声掛けをする」ご家庭よりもお子さんの時間意識が低い傾向にあります。
「今○時だよ~」と何度か伝えるだけにして、そこに「だから早く起きなさい」などの言葉は決して付け足さないようにしてみましょう。(これがめちゃくちゃ難しいのですが…)
ですが、こういった声掛けにすることによって、子どもが不機嫌になることもなく、動きがスムーズになりやすくなります。
もちろん朝のベターな声のかけ方はご家庭によって違いますが、このあたりは比較的どのご家庭でも実践しやすいかと思われます。
ただ、遅刻ギリギリのときはこの声掛けの仕方だと少し緊張感が出にくいです。そのときに初めて、体をゆすったりするようにするなど、メリハリをつけてみるとよいかも知れません。
まとめ
声をかけても全然起きてこないと、「なんで私が毎日起こさなあかんねん…」とイライラしたり、頑張って起こそうとして起きてこなかった時、後で子どもに「なんで起こしてくれへんかったん?!」と言われたり、アラームすらセットせず、「じゃ、明日は〇時に起こしてね」と当たり前に言われたり…
そんなことが続くと、「この子将来大丈夫かな…社会に出たときはさすがに自分で起きられるのかな…」「親に頼りすぎかも…」「親が毎朝大変だし、そろそろ朝くらい自分でおきてきてほしい…」と考えたりするものです。
このブログをお読みいただいた方の中には、「早速やってみよう」と実践され、初日から全く効果があらわれない…ということもあるかもしれません。
しかし、親御さんの対応というのは1日2日変えてみたところですぐには変化が見られないものなので、諦めずに根気よく取り組んでいくことで、いずれ変化がみられる場合があります。
また、冬休みなど長期休みの時のほうが朝スッと起きてこれる子も居たりするので、まずは冬休みからトライするのもアリかもしれません。
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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