勝手な想像や先読みはやめよう!
事実と想像がごちゃまぜになっていませんか?
日頃カウンセリングをしていますと、
…とお話いただく親御さんは多いです。
しかし、実際にそうなのかというと疑問に思うことがあります。
なぜなら、これらは子どもが「自信がなくなった」「わざとゆっくりしてる」「不安」などと発言したのではなく、親御さんの想像でしかないからです。
母親は子どもの言わんとすることが分かってしまう生き物
お母さんは特に、お子さんの表情や雰囲気だけで『今何を考えているんだろう』『今何を求めているんだろう』ということがわかってしまいます。
これは女性のほうが細かいところに気が付きやすかったり、相手の情緒の読み取りが得意な方が多いことや、お子さんと過ごした時間の多さなどが関係しているといわれます。
ですので、大体の子どもの気持ちや考えは検討がついてしまい、その結果
など、子どもの心の声を直接聞いているわけではないのに子どもが感じているかもしれないことを想像し、不安になったりイライラしてしまいやすいです。
しかし、その想像はあくまでも想像でしかなく、実際は「不安そうにはしているけれども不安の強さは親が思うほどではなかった」「ずる休みがしたくてしんどいと言っていると思っていたけれど後で高熱がでた」ということがあります。
子どもの考えることを想像することが悪いことではないものの、その想像が事実であると錯覚してしまうと、親子のやりとりはこじれていきやすいですし、お母さんが感情的になってしまいやすいです。
勝手な先読みは行き渋りを助長させる?
また、特に行き渋りがあるお子さんや登校が不安定なお子さんがいらっしゃる場合、親御さんがお子さんの様子から
このように先読みをしてしまいがちです。
そしてついつい…
…とこのように、決めつけで話を進めてしまいやすいです。
その結果、
…といったことを言わせてしまう場合があります。
親御さんの勝手な想像や先読みは、このように親子で言い合いになったり、子どものテンションが下がって急に学校を休むと言わせてしまうかもしれません。
まとめ
『相手はきっとこう考えているはず』とある程度予想をしながら関わっていくことは、脳への負担が低くなることにもつながります。
しかし、ネガティブな先読みは不安を膨らませるだけで、あまりプラスに働かないことが多いです。
ですので、日頃からご自身のお子さんへの関わりの中で「今わたし、想像を事実と捉えてしまっていないかな」と振り返るくせをつけていくとよいでしょう。
なかなかすぐには習得できないかもしれませんが、意識していくことで変化が生まれるかと思います。
もし、このブログを読んで「自分にはこういう傾向があるな」と思われた場合はぜひチャレンジしてみていただければ嬉しく思います。
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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