夏休み中に気をつけたい親の対応とは
いよいよ夏休み!
いつから夏休みに入るかは学校によって異なりますが、多くは「今週金曜日が最後」という地域が多いようです。
今回は、タイトルにもあるように夏休み中に気をつけておきたいことについて記事を書かせていただきます。
夏休みにはいる直前に『夏休み中のルール』を確認する
夏休み直前!皆さんに一番おすすめしたい対応はこちらです。
3学期制の場合は、お子さんが通知表を持って帰ってくると思いますが、前期後期制ですと特にそういったもの(終業式など)がなく夏休みに入ります。
通知表を持って帰ってくれれば、親子で「今学期はどこ頑張った?」などお話をするきっかけがあり、そこから夏休みをどう過ごすかの話にもっていきやすいです。
そうでない場合は、サラッと夏休みがはじまり、
…と、お母さんが『どこまで干渉したらいいの?』『声掛けってどれくらいしたらいいの?』『制限はどうしたら???』と悩んでしまうことがあります。
そうなると、ママ友の話を聞いては不安になったり、ネットで見かけた対応をとりあえずやってみようとしてうまくいかなかったり、子どもが全然宿題しないなどでイライラモヤモヤがふくらんで爆発してしまったり、過干渉過保護のオンパレードに…という悪循環に陥りがちです。
それでは夏休み中、親子ともにイライラモヤモヤした雰囲気の中で生活をすることになり、せっかくの親子の時間を楽しめなかったり、2学期以降の登校に影響がでることもあります。
そこで事前に取り組んでいただきたいのは『夏休み中のルール』を作ったり確認するということです。
(例1)小1の場合
・宿題をはじめる時間 ・テレビを観ていい条件(宿題が終わってから・〇時になったら など) ・ゲームや動画視聴のルール(1日何時間)とペナルティ ・お昼ご飯やおやつの時間
(例2)小3の場合 ・夏休み中にどのようなスケジュール感で宿題をするかを考えさせる(いつ宿題をするかは任せる) ・テレビやゲームなどのルールとペナルティ
(例3)中学生の場合 ・テレビやゲームなどのルールとペナルティ(どのようなスケジュールでいつ宿題をするかは任せる) |
夏休みの決まりごとを作ったり確認しておくことで、親は子の1日の動きをある程度予測しやすくなります。
その結果、「今日は何時になったら宿題するのかしら…イライラ…」となることが減ります。
ルールを徹底する
また、例えば『ゲームは1日1時間。オーバーしたら翌日ゲームなし』というルールを設けられたならば、そのルールを徹底することが大事です。
switchで遊ぶならば、親御さんの設定で時間が来たらゲームが終了することができますが、スマホやテレビですとそうはいきません。
どのように決まった時間を守るか?というところも決めておきましょう。(ストップウォッチやタイマーをセットして管理する子が多いです。)
数分のオーバーは大目に見ることがあってもいいとは思いますが、毎日のように20分以上時間をオーバーするようなことがあればペナルティを実行し、自分の行動の結果(不利益)を体験させることが大切です。
ルールがなし崩し的になりやすいケースでは、親が子にペナルティを与えようとした日にしつこく「ゲームさせて!宿題いつもの倍するから!」などと言ってきて、根負けしてしまうことがあったり、わめかれるのが嫌で「今日だけよ」とペナルティを与えないようにしてしまう…ということがほとんどです。
最初はしんどいかもしれませんが、徹底することで子はルールを守るようになりやすいです。
👇こちらはテーマが「スマホ」ですが、ルール決めやペナルティ設定に関することをstand fmにて話していますので、よければ1.5倍速くらいで聴いてみてください👇
子どもにスマホがほしいと言われたときに親が気をつけたいこととは?
宿題の進め方について毎日細かく指摘しない
小学校低学年のケースで特にお見かけするのは、
…のように、「取り組めたことを褒めたり認めずに指摘ばかりしてしまう」というやりとりです。
小学校低学年のお子さんですと、多少の字の汚さは仕方がないと思いますし、手先が不器用な子もいます。
日記も単調で毎日おなじ感じになる…ということもあるでしょう。
しかし、あまりにも細かいところまで指摘して「もっと頑張りなさい」と声をかけすぎると、お子さんは夏休み中におうちの中でフラストレーションやストレスをためてしまいがちに。
その結果、2学期がスタートした日に「学校やだ…」「学校行きたくない…」と泣き出すこともあるかもしれません 😥
まずは「おお、最後まで取り組めたね」「できたね!」と頑張りを認めることが大事なのではないかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
夏休み中は親御さんがお子さんの自立心を育む関わりを意識していくことで、ぐんと力がつき成長していきます。
お昼ごはんの用意や、お家で一緒に過ごすことが多いとお母さんのひとりの時間が取れずにモヤモヤする日もあるかもしれません。
ですが、夏休み中に頑張っておくことで、2学期以降がスムーズになるのであれば、「やってみる価値があるかも?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
必ずしも今回ご紹介した対応がどのご家庭にも合うとはいえませんが、参考にしてみていただければ嬉しく思います。
それでは、今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親まなびアドバイザー まいどん先生
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